2023年12月の記事一覧
高等部長距離走大会 閉会式の講評(12月14日)
みなさんお疲れ様でした。講評ということなので、私から少しお話します。
おとといはあいにくの天候となりましたが、今日は長距離走には最高の天気に恵まれました。みんなも最後まで諦めずに、友達を励まし合いながらよく頑張りました。仲間とともにたくましくなっている様子に感動しました。
ちょうど今の時期は、マラソンのシーズンが始まったところです。県の内外で大会が開催されています。毎年お正月の実業団駅伝や箱根駅伝のテレビ中継を視る人もいると思います。日々練習に練習を重ね、本番で一所懸命に全力を出し切って走る各選手の姿に、見る人は感動するんだと思います。
さて、みなさんも、今日の長距離走大会に向け、一所懸命に練習してきました。新型コロナも落ち着いて、去年より練習に力を入れ、はりきって取り組めたのではないでしょうか。タイムも徐々に向上していった人が多かったと聞いています。
ここで大切なことは、去年の自分を超えることだと思います。 そうした自分のベストを尽くそうと走るみんなの姿勢に、今日は大変感心しました。みんな最後までがんばって走り切ることができて良かったと思います。さすが高等部だなあと思いました。
とはいっても、走ることが得意な人、またそうでない人と、いろいろいると思います。今の自分のタイムを、少しでも縮めようとするときは、辛かったり、苦しかったりするかもしれません。
でも、だれのためでもなく、自ら自分の目標を定め、努力することが大切です。誰かと比較したりすることよりも、苦しいことや辛いことに打ち勝って、自らを高める努力が重要と考えます。走ることだけでなく、このことは何事にも通じているのではないか。と、私は考えます。
走ることだけに限らず、にこれからも、今の自分を少しでも超えるんだという気持ちで、何事にも日々チャレンジしてください。
1、2年生は来年の長距離走大会も頑張って練習してください。
3年生は、卒業後の生活で、今日の頑張った経験を活かしてください。
みんなは、今日まで本当によく頑張りました。みんなに100点の満点をあげたいと思います。
以上、講評を終わります。
「埼玉県立和光南特別支援学校後援会(仮)」の発起人会 校長挨拶 (11月30日)
皆様におかれましては、本日はご多用のところご来校くださりありがとうございます。埼玉県立和光南特別支援学校、校長の矼でございます。
本日は、三和建業株式会社代表取締役社長の野島安広様のご尽力によりまして、皆様にお集まりいただくことができました。野島様、ありがとうございます。また、皆様におかれましては、平素より現場実習や作業学習等をはじめ本校の教育活動にご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
まず、本校の概要について申し上げます。本校は、昭和52年開校の主に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校です。創立から今年で46年目を迎えています。小学部、中学部、高等部の三つの学部が設置され、児童生徒数は合計310名おります。教職員は147名で、県内では比較的に大規模な特別支援学校となっております。卒業後の進路は、ここ数年、一般就労が1割弱で、その他は移行支援などの福祉就労や、生活介護などに分かれます。課題として、一般就労の生徒を多くしたい。というところです。もっと地元の企業様と広く関わり、子どもたちの将来の選択肢を拡大していきたいと考えます。
この令和5年度当初、今年4月から、コミュニティ・スクールとしてスタートしました。目指す学校像を刷新し、その方針の軸をキャリア教育に据えました。なぜなら、本校には長ければ小学部1年生から高等部3年生まで、12年間在籍する児童生徒は少なくありません。卒業後の進路希望を実現するために、この12年間の教育内容をどのように改善していくのか。ここが大きな課題となるからです。
そこで、コミュニティ・スクールの機能を活かすことで、地域社会との連携を強化し、より教育内容の充実を図っていきたいと考えました。具体的には、さらに多くの企業様、事業所様、団体様に、毎年お世話になっている教材等のご提供や現場実習の他に、企業様とコラボレーションした取組などにご協力いただき、加えて、物理的、経済的にもご支援いただくことで、より実践的で有意義な教育内容への質的転換を図ることができるのではないだろうかと大いに期待しております。実際に今年度は所沢のキビルアクションさんと連携した所沢パルコ閉館イベントのクラウドファンディングに本校の児童使途が参画させていただきました。
こうした連携に加えて、今後はボランティア活動を学校の児童生徒が地域社会へ、反対に地域社会から学校へといった双方向的な連携も視野に展開し、ウインウインの関係構築に努めたいとも考えております。
とは言いましても、本校は樹林公園と自衛隊とその官舎に広く囲まれ、地域社会といえるものは薄いといわざるを得ません。今後は、これまでの固定概念とは決別し、これからさらに広がり高度化するインターネット社会に地域社会を構築していくことは可能と考えます。十数年後には、メタバースでのコミュニケーションが当たり前の時代になっているかもしれません。ゆくゆくは、多くの企業様に作業学習をはじめとした授業において、子どもたちに本物のプロからご指導いただき、スキルアップができたらと、個人的にはそんな夢や構想を持っています。
さて、本日皆様にご来校いただきましたのは、次第の標題にもありますとおり、そのための第一歩の会である本校の新しい歴史の幕開けにお越しいただきました。校長として、大変嬉しく存じます。改めて厚く御礼申し上げます。以上、長くなりましたが、開会に先立ちましての私からのご挨拶とさせていただきます。