2023年11月の記事一覧
学校だより(11月号)
第45回 高等部たけのこ祭 講評
皆さん、改めましてこんにちは! 保護者の皆様におかれましては、本日はご多用のところご来校いただき、ありがとうございます。
さて、高等部のみんなに聞きます。今年のたけのこ祭はどうでしたか? 楽しかったですか? 力を出し切れましたか? オープニングでは、各学部・学年の紹介があったり、たけっちが来てくれたりしました。こたけのこ委員のみなさん、運営と司会進行をありがとう。とてもわくわくさせてくれました。そして立派でした。今回のたけのこ祭は「推しのこ たけのこ? みんながアイドル!!!」がテーマでした。みんなの推しのこは、きらきらしてましたか? これから今日のたけのこ祭についてお話しします。少し長くなるかもしれませんが、よく聞いてください。
1年生の発表では、最初の赤鬼と龍の壁画のすごさに圧倒されました。どんな発表が始まるのかドキドキしました。いざ演奏が始まると、力強い和太鼓の音を轟かせてくれました。リズムに乗った元気なダンスは迫力があっただけでなく、みごとにまとまったチームワークを見せてくれました。YMCAは元気が出て、とてもよかったです。なんでもできる気がしてきました。この勢いで高等部の3年間の学校生活を突っ走ってください。
2年生は、宿泊学習で行った群馬県の赤城での楽しかった思い出をテーマに、上毛かるたや、お絵描き対決、キャンプファイヤーなど、様々な活動をとおして広がった友達の輪を、合唱を中心にエネルギッシュに表現してくれました。特にキャンプファイヤーの演出は、その場にいるような臨場感をあたえてくれただけでなく、心に希望の火を灯してくれました。とりわけ、合唱の「変わらないもの」には、みんなが一緒に過ごした時間のかけがえのなさが感じられ、これからもずっと絆を結んだままでいて欲しいという願いで、目頭が熱くなるものがありました。そろった歌声と、表現力に感心しました。感動をありがとう。
3年生は、やはりさすが3年生と思いました。修学旅行のユニバ―サルスタジオの思い出を、みごとに一つの舞台にまとめ上げてくれました。大阪神戸の修学旅行は、みんなのお陰で、私もとても楽しく過ごしました。あの楽しかったたくさんの思い出を、かたちにしてくれてありがとう。全体を通してハリーポッター感満載で、凝った大きな大道具や、魔法の演出の工夫の他、ビデオとライブをうまく調和した進め方など、見応えがありました。エンディングに向かって盛り上がっていく感じと、完成度の高さからみんなの努力が感じられました。こうした一つ一つの経験が、みんなをかたちづくっているんだなあと、つくづく感じました。これからもみんなの思いを一つにして、卒業に向かってラストスパートをかけてください。
高等部のみなさん、今日まで一所懸命に練習に取り組みました。本番はちゃんとうまくできるかな? とか、失敗したらどうしよう…。とか、不安に思っていた人も少なくなかったと思います。でも、本番に素晴らしい、自信に満ちたパフォーマンスを見せてくれました。頑張り続ければ、いつかきっとできる。それをみんなは教えてくれました。
校長先生もみんなと同じです。初めからうまくいったことなんて何一つありません。繰り返し、何度も練習して、やっとできるようになったことばかりです。そして、何一つ自分だけの力でなしえたことなどはないと感じてもいます。みんなは、今日のたけのこ祭に自信をもって、今後の生活に活かしてくれたらと希望します。
また、今日はたくさん来てくださったお家の人に、みんなの成長をお見せすることができました。家に帰ったら、今日のことを家の人とたくさんお話ししてくださいね。それから、今日も朝早くから多くの先生方が準備してくれました。先生方もみんなのために頑張ってくれました。みんなは感謝の気持ちを忘れずにいてください。
今日の成功は、自分一人ではなしえないものです。和光南(わこなん)のみんなでつくりあげました。
「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」
最後に、今年も最高のたけのこ祭をありがとうございました。なんてったってみんながアイドルです。私からは以上です。
みんながアイドル!!!「たけのこ祭」(たけのこ祭のごあいさつ)
みなさんこんにちは! いよいよ和光南特別支援学校の文化祭、「たけのこ祭」が始まります。45回目を迎えました。多くの保護者の皆様にご来校いただき、感謝申し上げます。今年度も各学部・各学年の楽しく素晴らしいステージ発表をご覧いただけたらと存じます。この日のために、児童生徒は先生方と一緒に何日もかけて練習を積み重ねてきました。年に一度のこの特別なお祭が、児童生徒たちと保護者の皆様にとって、よい思い出となることを願っています。
さて、今回のスローガンは「推しのこ たけのこ? みんながアイドル!!!」です。最近はどうやらこの「推し」という言葉が流行っているようですね。児童生徒の皆さん、君が推している友達はだれでしょう? 推している友達の良いところやすごいところを、是非お家の方に教えてあげておいてくださいね。そして、当日のステージ発表の場で、みんなで喜んで、楽しんで、大いに盛り上がってください。また、「たけのこ祭」は、みんなのこれまでの学習の文化的な活動の成果を発表する場でもあります。去年は難しくてできなかったことも、今年はできるようになっていることが、きっとたくさんあると思います。「たけのこ祭」を機会に、次はどんなことができるかなとか、あれがやってみたいなとか、チャレンジする気持ちを大切にしましょう。
- 仲間とともに 心ゆたかに たくましく! -
さあ、「たけのこ祭」の幕が開きます。 準備はいいですか!? 頑張って行きましょう。私にとって、児童生徒のみんなが、なんてったってアイドルです。
関係機関(企業)向け学校公開 校長あいさつ(11月1日)
本日はご多用のところ、多くの関係各機関の皆様方に本会にご参加いただき、感謝申し上げます。また、毎年多くの本校卒業生が、各事業所様でお世話になっております。ありがとうございます。校長の矼でございます。
さて、本校は、昭和52年に開校した主に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校です。今年で開校46年目となります。学区域は、和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。児童生徒の学部構成は、小学部、中学部、高等部の3学部を設置しており、長いと入学から卒業までの12年間を本校で過ごす児童生徒も多くおります。
本年度は、小学部に145人、中学部に80人、そして就労に直接関わる高等部に84人が在籍し、来春卒業予定の3年生は26名です。昨年度の企業就労につきましては、この内2名の生徒が希望を叶えることができました。令和3年度は8名でした。実は、ここのところが大きな課題と私は捉えています。まだまだ、もっと一般就労できるのではないか、生徒と企業様とのよりよいマッチングをもっと探せばあるのではないか、そうした企業開拓をしていきたい。そう考えたております。後ほど、進路指導担当から本校のキャリア教育についてご説明させていただきます。
現在、合計310人の児童生徒と、総勢156名の教職員、その他、清掃の業者の方や給食調理スタッフの皆さん、スクールバスの皆さんなど、大勢がこの校舎で日々過ごしています。本県において、比較的に大規模な学校となったと言えます。というよりも、超過密状態という特別支援学校の今日的な課題を、そのまま体現した学校と言えます。少子高齢化が叫ばれて久しくなり、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う支援が必要な児童生徒は年々増加傾向にあります。
本校はそもそも30学級数規模の施設設備のところ、現在65学級を抱え、昨年度中は、音楽室、畳敷きの個別指導室、校長室隣の応接室の3室を普通教室化しました。その前年度も、そのまた前の年もと、年々、特別教室を幾部屋か普通教室化しています。その他、一つの教室に二クラスを一緒にして学習活動するなどの苦肉の策を講じております。こうしたことから、本日はこのような会場しかご用意できず、誠に申し訳ございません。
それはそれとしまして、今年度、学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして再スタートしました。目指す学校像も刷新しました。開校当初からの教育目標の「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」に変更はありませんが、本年度から、「児童生徒一人一人の自立と社会参加を目指して、地域社会とともに成長する学校」と、改めております。今年度は地域社会の事業所様や企業様と連携した取組を新規に始めるなどして、地域活力導入元年として、キャリア教育の充実を推進しているところです。
とはいいましても、近隣の作業所等の数に限りがあり、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路を実現したいと思っております。本日は、特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、本校へご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。
以上、長くなりましたが、私からのごあいさつとさせていただきます。