校長室から

2022年11月の記事一覧

「たけのこ祭」の講評(11月18日)

 では私から、今日の「たけのこ祭」の講評というより、感想を述べさせていただきます。

 一所懸命に練習に取り組んだ「たけのこ祭」が終わります。本番の今日は、練習どおりにできましたか? 緊張しましたか? 昨日、かなり緊張している何人かの様子を見ました。今日のみんなのパフォーマンスを見て、私はとてもすごいなーと、感動しました。みんなが日々成長していることを実感しました。

 いつも機会あるごとに、言ってることなんですが、みんなで協力して一つのことを成し遂げることって、とても大切な勉強です。これからみんなが成長していく上で、基盤となる経験になること間違いなしです。なぜなら練習をとおして、仲間の良さや大切さを知り、必要とされている自分を感じ、仲間が自分にとってかけがえのない存在であることに気づくからです。そもそも一人じゃ「たけのこ祭」はできないしね。そして、本番が終わったときの達成感、やり切ったときの気持ちをいつまでも忘れないでいましょう。

 1年生の「エンジョイ キラキラ スクール ディズ ~心おどる 楽しい僕らの物語~」は、冒頭のボディーパーカッションが、みんなの息がぴったり合って、見事なパフォーマンスはすごい迫力がありました。びっくりした。また、どのグループも工夫を凝らしていて、お家の人に授業の様子がよくわかったと思います。フライングディスクもモルックもやってみたくなりました。色の勉強も紹介してくれて、嬉しく感じました。エンディングもすっごく良かった。1年生にとっては、高等部になって初めての「たけのこ祭」でした。中学部のときとはやはり違うかな? この経験を、次の新入生につないでいってあげてください。

 2年生の「千と千尋とわたしたち ~素敵な社会人を目指して~」は、まずは舞台の背景のセットや衣装に圧倒されました。そして、本物の湯ばーばはが出てきたのかと思った。一人一人の演技もよかったし、効果的な演出で完成度の高い一つの作品を見せていただいた気持ちになりました。本当に感動した。テーマの働くことで一貫していて、エンディングで「これからも成長していきます。」って言われたときは、ちょっと目頭が熱くなっっちゃいました。本当に感動した。2年生は、今日の発表をやってみて、昨年の「たけのこ祭」を振り返ると、この一年間で、自分がぐっと成長したなあと実感できたのではないか。そう思います。

 3年生の「Tomorrow ~時をかけて~」は、さすが三年生! やはり違うなーと思いました。全てにおいて質が高く、素晴らしい。一つの演劇作品を見せてもらった感じです。三年生とは一緒に修学旅行に行ったので、舞台を見ながら同時にあの時の記憶がよみがえってきて、なんとも言えない気持ちになりました。修学旅行、楽しかったなぁ。もっともっとみんなと未来の夢について話していきたいと思いました。エンディングの演奏も良かった。これ以上なんか言うと、泣いてしまいそうだからここまでにします。3年生は、今後、大きな学校行事は頒布会を残すところとなりました。これからは卒業後の進路に向け、残り少ない学校生活の一日一日を大事に過ごしてください。

 それから、今日の本番まで熱心にみんなにご指導くださった先生方への感謝を忘れないでくださいね。

 今年の「たけのこ祭」は、正に「仲間とともに 心豊かに たくましく」が示されたイベントだったと思います。以上です。

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たけのこ祭 あいさつ(11月18日)

                    POWER全開で「たけのこ祭」

                            

                                     校長 矼 秀年

 本日は、和光南特別支援学校にご来校いただき、ありがとうございます。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し、各学部に分散しての実施となっておりますが、本年も多くの保護者の皆様をお迎えして開催できますことを嬉しく感じますとともに、心より感謝申し上げます。

 さて、第44回のたけのこ祭が始まります。今回のたけのこ祭のスローガンは、「たけのこPOWER~! みんなが令和のホームラン王!」です。 先日、プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗孝選手が、シーズン最終戦で56号ホームランを打ちました。かつて読売ジャイアンツで活躍した王選手の記録55号を超えての快挙で、日本のプロ野球の歴史が変わりました。 児童生徒の皆さんも一人一人、村上選手のようにこれまでの学習成果を存分に発揮して、たけのこPOWER~全開で、さらにさらに楽しいたけのこ祭にしてください。みんなの力を合わせ、たけのこ祭の歴史をきっと変えてくれるものと期待しています。

 たけのこ祭の目的の重要なところは、児童生徒が主体的に活動する喜び・楽しさを味わうことですが、保護者の皆様におかれましても、児童生徒がこれまで一所懸命に練習した成果をご覧いただき、お楽しみいただけたらと存じます。

 そして、児童生徒の皆さん一人一人がたけのこPOWER~で大きなホームランを打ってください! 285本のホームランです。村上選手もびっくり!

 さあ! 令和のたけのこ祭の新しい歴史をここからスタートさせましょう!

 

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「これからの和光南を考えて」(学校だより11月号)

 学校だよりの原稿の依頼がある度に、今度こそ新型コロナウイルス関連については書かずにいられる状態であってほしいものだと思いつつも、今回もやはりこの話題には触れてしまいます。

 というのも、報道ではすでに「第8波」に対する懸念が話題に上り、さらにはインフルエンザの流行も加わったダブルパンチの襲来が予測されています。昨日(11月8日(火))の東京都では、8665人の感染確認があり、都の医師会が「第8波に入りかけている」と指摘し、早期のワクチン接種を呼びかけました。東京都に隣接する和光市に所在する本校としては、年末に向けて危機感を持って感染拡大防止対策を徹底していかなければならない。そう感じるところです。後期となって今のところ、修学旅行も宿泊研修も予定通りに実施できました。今月の目前には、「たけのこ祭」や頒布会を控えています。児童生徒は当日を楽しみに練習や製作活動に励んでいます。なんとか楽しい思い出を残してあげたいという気持ちで本校教職員も頑張っております。是非、ご家庭におかれましても、感染拡大防止へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 さて、ここからは忍耐のお話はいったんやめて、希望のある未来のことに話題を変えましょう。これからの和光南についてご案内いたします。

 本校は来年度(令和5年度)当初から、コミュニティ・スクールになって、新たなスタートをきる予定です。現在県内の公立高校・特別支援学校183校中、この制度を導入した学校はまだ15校しかありません。来年度からの導入は、学校運営のアバンギャルド*1と言え、一歩先を行った学校ということになります。このコミュニティ・スクールというのは、学校運営協議会を置く学校のことで、保護者、地域住民、校長、学識経験者、関係行政機関職員などが構成員となり、校長が作成する学校運営の基本方針を承認した上で、「学校運営に必要な支援」や「学校と保護者・地域住民等の協働による教育活動の企画・実施」が協議されます。現在本校には、学校評議員会が設置されていますが、これは主に学校運営の評価や意見など、お知恵をいただく機能の仕組みです。では、これからどう変わるのでしょうか。これからはお知恵だけではなく、人的にも物的にも応援をしていただける仕組みに変わるということです。具体的には、地域社会の様々な分野の方から、情報提供だけでなく、学校とコラボレーションした取組をとおして、お互いにウィンウィンの関係になり、相互に地域社会に貢献できる関係を築けたらと構想しております。

 とりわけ校長として、現在第一に目指している重点項目は、本校卒業後の児童生徒一人一人の生活の充実です。そのためには、授業をとおしたキャリア発達のための指導だけでなく、地域とより深く連携した進路指導を充実・展開させることで、児童生徒の将来の選択肢をさらに拡大し、ニーズに合致した進路希望を実現していく。こうした取組が必要なのです。地域社会の各分野のスペシャリストから、「就労支援」などをはじめ様々な応援や支援、お力添えやお手伝いを頂戴し、卒業生一人一人が充実した人生を歩めるように取り組んでいきたい。と考えています。

 そこで、これに合わせ、「目指す学校像」についても刷新していこうと考えております。その際は、保護者の皆様からもご意見を頂戴し、一緒にこれからの和光南の創造に参画していただきたいと存じます。これにつきましては、時期がきましたらまたご案内いたします。

 これから襲来するかもしれない「第8波」に心を暗くしてばかりいないで、こんな時だからこそ、今後の和光南のよりよい姿をかたちづくるための構想と準備をして、気持ちを上げていきたいと熱く思っています。今後ともよろしくお願いします。

 最後に蛇足ですが、最近「アバンギャルディ」*2というダンスチームにハマっています。


 *1)アバンギャルド:芸術の世界で先端的な活動をする人。前衛。

 *2)「アバンギャルディ」: akaneによる初プロデュースのダンスチーム。https://akanekikaku.com/news/96/

 

 

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福祉事業所・関係機関向け学校見学あいさつ(11月4日)

 おはようございます。本日は、ご多用のところ、本校、和光南特別支援学校お越しくださいまして、ありがとうございます。多くの福祉事業所・関係機関の皆様方にご参加いただき、感謝申し上げます。

 さて、本校は、昭和52年開校の知的な面で特別な支援を要する児童生徒が在籍する特別支援学校です。和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。現在、小・中学部、高等部あわせて285名が在籍しており、就労に直接関わる高等部は3学年合わせて81名が在籍し、来春卒業予定の3年生は29名です。ちなみに、昨年度の3年生の在籍は28名で、この内、8名が一般就労し、20名が福祉就労できました。

 現在本校では、学校あげての文化祭のたけのこ祭を目前に控え、その準備が佳境に入っているところです。また、高等部につきましては、今週がちょうど進路面談期間となっておりまして、いよいよ卒業後の進路について最終段階を迎えているところです。

 ところで、我が国の特別支援教育には大きな課題がございまして、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う障害のある児童生徒は年々増加しています。昨年度から、高等部のみ設置の戸田かけはし特別支援学校が開校となり、戸田市在住の本校の生徒がそちらに転学し、若干、高等部の生徒数は減ったところではありますが、県内のどの特別支援学校も児童生徒の過密状態が課題となっています。

 こうした状況下で、作業所や福祉事業所等も限られており、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路先を実現させてあげたい。と、奮闘しているところでございます。

 本日は特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、福祉事業所様並びに各関係機関の皆様には、就労にむけて本校へのご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。

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