ゴールデンウィーク明けからの5類への移行(学校だより2月号)
今月号が、新型コロナウイルス関係について記載する最後の回となったらいいなぁと期待を込めて原稿に向かいたいと思っております。
先月末、政府は新型コロナの感染症法上の位置づけについて、令和5年5月8日から、現在の2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類へ移行する方針を決定しました。いよいよ新型コロナも終焉か?と、期待する半面、本当に大丈夫なの? と、思わざるをえません。本当にマスクしなくていいの? 大勢でBBQパーティーとかやっちゃってもいいの? など、少し不安に感じます。ここ数年、学校を統べる立場として、映画館に行くことも自粛していましたし、そもそも3年余りの「3密」をはじめ「マスクの着用」「手洗いうがい」「黙食」だのと、様々な感染拡大防止対策が行動規範としてすっかり身についてしまった私には、ゴールデンウィーク明けからそう簡単にこれまでの習慣を切り替えられるものではない。そう思います。海外の報道を見ると、欧米などでは多くの人がマスクをしていないし、サッカーワールドカップカタール大会も大声援でサポーターが応援していました。お隣の中国では、そうした報道の映像がトリガーの一つとなって、中国政府が行ってきたゼロコロナ政策に人々の批判が高まって解除されたとか。解除後は、すごい数の感染者が発生しているらしいとのことです。感染者数の規模によっては、新たな変異株が発生する確率も高くなるのではないかと考えます。その一方、ここ数日の埼玉県の感染者数を見ると、1月30日は822人で、第8波のピークであろう1月6日の11429人から大幅に減少しました。このままどんどんゼロになるまで減ってくれるとありがたいのですが、以前、新型コロナのパンデミックがどのように収束するのかについて個人的で悲観的な予測をご紹介させていただきました。簡単に言うと、最初の感染者から最後の感染者までの間の感染者数は、正規分布曲線を描きながら収束していくのではないだろうかということです。下の図の一番高い波が第7波で、その右隣の波が第8波で若干低くなっています。これを見る限り、第7波がピークとなって、減少していくのではないかと期待するわけです。でも、ということは、現在地は折り返し地点を通過したにしか過ぎないわけかぁ…と、少し悲しく思うのです。いや、かなり悲しいですね。
この先、新型コロナウイルスの感染者数の推移に大きな変化がなく、社会的な不安がなければ、予定どおりゴールデンウィーク明けから5類になるのでしょう。すると、学校では、音楽の歌唱や、家庭科の調理、グループ学習や体育のプールでの授業なども行えるようになるのかもしれません。そうしたことを踏まえて来年度の準備をしていかなきゃだと思っています。コロナ禍にあっても、これまで可能な限り学校行事を実施していく方針でやってきました。今後も、方針の変更はありませんが、感染状況を注視していきます。
JHU CSSE COVID-19 Data より