校長室から

令和5年度 校長室

令和5年度 後期始業式 校長先生のお話し(10月2日)

 皆さん、おはようございます。短い秋休みが終わって、10月となりました。今日から新学期、後期がはじまります。 

 今朝、また皆さんの元気な笑顔に会えました。皆さんはこの秋休みの四日間をどのように過ごしましたか。楽しくすごせましたか? 

 さて、後期の大きな行事は、はなんといっても、たけのこ祭です。11月のたけのこ祭まで一月余りです。しっかりと練習に取り組んで、当日は最高のステージを披露してください。

 それから、小学部の6年生と中学部の3年生では修学旅行があります。是非、いい思い出の残る修学旅行にしてください。

 最後に一つ、学期の始まりのこの機会に、皆さんにお願いがあるので聞いてください。

 今学期こそは「これができるように頑張る」など、何か目標を持って過ごしてください。そして、自分でできることをもっともっと増やしていきましょう。どんなに時間がかかってもいいんです。あきらめないで、やり遂げましょう。

 それから高等部の3年生には毎年この時期に言っていることですが、今学期は皆さんの学校生活最後の学期となります。一日一日を大切にして、進路実現に向かって頑張ってください。和光南で学んできて良かった。と、思える最後の年にしてください。 以上です。

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令和5年度 前期終業式 校長のお話し (9月27日)

 改めまして、みなさんおはようございます。

 今日で皆さんの前期の学習が終わります。今日までの学校生活はどうでしたか。勉強に運動に遊びに、しっかり取り組めましたか。

 前期では、運動会がありました。たくさんお家の方に来ていただいて、皆さんの元気で一所懸命な姿をご覧いただきました。

 また、今年度は待ちに待ったプールでの授業をすることができました。プールでの活動はどうでしたか? お水は冷たかったですか? 水の中でみんなと楽しめましたか? 来年の夏が楽しみですね。

 ところで、新入生の皆さんは、たくさんお友達はできましたか。仲間と仲良く学びながら、この半年で、いろんなことが、たくさんできるようになったことと思います。

 明日から秋休みで短いお休みとなります。このお休みの間に、これまで学んだことを振り返って、新学期には何をしようか考えてください。特に高等部の3年生は、後期に自分なりの課題を持って取り組めるよう、卒業後に向けて考えましょう。

 新学期は、来週の10月2日の月曜日から始まります。

 後期は、文化祭や修学旅行など、楽しい学校行事が待っています。そこで一つみなさんにお願いがあります。最近、また新型コロナが流行ってきました。季節外れのインフルエンザも流行ってきています。これまで身に付けてきた手洗いやうがいなどの習慣を忘れずに、注意して生活してください。そして、体調などを崩すことなく、健康に気を付けて4日間の短い秋休みを過ごしてください。

 後期の始業式で、また皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

 仲間とともに 心ゆたかに たくましく

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令和5年度第1回学校給食運営委員会 校長あいさつ(9月20日)

 校長の矼です。 開会にあたり、皆様に一言ごあいさつ申し上げます。

 委員の皆様におかれては、ご多用のところ、本日は本会にご参会くださり、ありがとうございます。また、栄養士さんをはじめ、給食の調理スタッフの皆様には、毎日、美味しい給食をご提供くださり、感謝申し上げます。

 さて、もとより学校給食運営委員会は、学校給食の運営及び内容に関するこが主な業務内容となっており、本校の全児童生徒と全教職員が、日々、安全安心な給食を美味しく食べることができるように、委員が相互に話し合い、情報共有することが使命と考えます。

 学校給食は、成長期の児童生徒たちの健康と栄養に関わる重要な部分を担うのみならず、教職員の勤務に対する活力源として、その期待は大きいものがあると私は実感します。

 本校の給食の特長として、やはり欠かせないところは化学調味料を使用していないことが一つあると思います。天然の鰹節で取った出汁のお吸い物は格別です。成長期の子どもたちの味覚を形成していく上でも、大切な一手間である。と、感謝しています。

 その他、O157対策の野菜の調理法やアレルギー対応のための除去食、異物混入防止のための対策、衛生環境の確保、最近では価格高騰する食材に対する対応など、季節感のある献立の工夫に努められながら、栄養士さんを中心とした調理スタッフチームの日々のご苦労の上に、本校の美味しい給食の質が保たれている。そう実感します。

 また、本校の給食は美味しいだけではありません。吟味された食材と栄養のバランスなど、成長期の子どもたちの心身の発達のために、学習活動や体育活動と並び、食育という観点からの重要な役割があります。

  こうした給食の役割と目標を踏まえたうえで、これまでの本校の給食について検証し、今後の在り方について構想していくこの機会に、皆様から多くのご意見やアイデアをお出しいただき、情報共有を図ることができれば幸甚に存じます。

 これからも、美味しくて大満足な学校給食の提供のため、また一層の質的向上のために有意義な会となりますことを期待して、私からの開会のあいさつとさせていただきます。

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5年経験者研修異校種連携授業研修(会場校研修) 開会行事会場校校長あいさつ(9月19日)

 5年経験者研修受講者の皆様、おはようございます。和光南特別支援学校校長の矼でございます。本日は、ここ和光南特別支援学校へようこそおいでくださいました。会場校の校長といたしまして、私からは、まずは本校の概要についてから簡単にご紹介し、一言ご挨拶申し上げたいと存じます。

 埼玉県の南の外れの和光市の、さらに南の外れに所在する本校は、南側の和光樹林公園の向こうはもう東京都となっております。開校は昭和52年4月、今年で創立46年目を迎える知的障害種を主とする児童生徒のための特別支援学校で、児童生徒数は、小学部、中学部、高等部を全て合計して、現在310名、教職員数は156名となっています。比較的に学校規模としましては、大きめの学校と言えます。

 本来の学級数は全校で30学級のところですが、今年度は65学級と2倍を超える過密状態となっています。これはどこの特別支援学校さんも同様で、全県的な課題となっています。本校におきましても、特別教室を普通教室に改装したり、一つの教室を二つにパーテーションで区切ったり、さらには三つのクラスを統合し、二つに分けての展開などの苦肉の策の対応に追われているところです。皆様の学校はいかがでしょうか。また、どのような課題をおもちでしょうか。

 本校の課題としては、地域社会がないということです。学区域も4市にわたり、学校の周辺は樹林公園と、自衛隊の朝霞駐屯地、自衛隊の官舎に囲まれています。いわゆるコミュニティと言えるものがありません。そこへおりしも本年度から、本校はコミュニティ・スクールとしてスタートしたところです。コミュニティがないのにコミュニティ・スクール? と感じるところではありますが、地域社会がないという弱点をむしろチャンスに変えて、「これからのコミュニティはメタバースだ!」と標榜しまして、学区域を超えてネット空間の中に新たなコミュニティを構築していこうじゃないかと企てているところです。目下、学区域の内外事業所様、企業様と連携した取組を着々と一つ一つ展開しているところです。

 さて、こうしたことは、現在の特別支援学校が抱える全県的な課題のほんの一例に過ぎませんが、5年目を迎えた皆さんには、どのような対応をすべきなのか、どのようにすれば望ましい状態になりうるのかなど、全校的な課題のみならず、全県的な課題についても大所高所から考えて、これからいずれ各校のミドルリーダーとしてやっていくのだという自覚の下、ご尽力いただけたらと存じます。

 本日は、本校の授業や給食指導の体験の他、特別支援学校のセンター的機能についてと児童生徒への関わり方についてなど、盛りだくさんのスケジュールと伺っております。一日がかりの長丁場の研修です。しかも、本日の暑さ足数は厳重警戒となっております。体調管理には十分にお気を付けいただいて、楽しく、充実した研修にしてください。また、新型コロナも第8波並みのものが来ているようです。適宜感染防止対策に努めていただけたらとお願いします。

 むすびになりますが、本日の研修が十分に満足したものとなるよう期待しますとともに、今日の研修で獲得されたことや触発されたことを、それぞれの学校現場に持ち帰っていただき、さらに素晴らしい教育活動が推進されることお願っております。 以上です。

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関係機関向け学校見学会 校長あいさつ(令和5年9月13日)

 本日はご多用のところ、多くの関係各機関の皆様方に本会にご参加いただき、感謝申し上げます。また、毎年多くの本校卒業生が、各事業所様でお世話になっております。ありがとうございます。校長の矼でございます。

 さて、本校は、昭和52年に開校した主に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校です。今年で開校46年目となります。学区域は、和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。児童生徒の学部構成は、小学部、中学部、高等部の3学部を設置しており、長いと入学から卒業までの12年間を本校で過ごす児童生徒も多くおります。

 本年度は、小学部に145人、中学部に80人、そして就労に直接関わる高等部に84人が在籍し、来春卒業予定の3年生は26名です。昨年度の企業就労につきましては、この内2名の生徒が希望を叶えることができました。令和3年度は8名でした。実は、ここのところが大きな課題と私は捉えています。まだまだ、もっと一般就労できるのではないか、生徒と企業様とのよりよいマッチングをもっと探せばあるのではないか、そうした企業開拓をしていきたい。そう考えたております。後ほど、進路指導担当から本校のキャリア教育についてご説明させていただきます。

 現在、合計310人の児童生徒と、総勢156名の教職員、その他、清掃の業者の方や給食調理スタッフの皆さん、スクールバスの皆さんなど、大勢がこの校舎で日々過ごしています。本県において、比較的に大規模な学校となったと言えます。というよりも、超過密状態という特別支援学校の今日的な課題を、そのまま体現した学校と言えます。少子高齢化が叫ばれて久しくなり、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う支援が必要な児童生徒は年々増加傾向にあります。

 本校はそもそも30学級数規模の施設設備のところ、現在65学級を抱え、昨年度中は、音楽室、畳敷きの個別指導室、校長室隣の応接室の3室を普通教室化しました。その前年度も、そのまた前の年もと、年々、特別教室を幾部屋か普通教室化しています。その他、一つの教室に二クラスを一緒にして学習活動するなどの苦肉の策を講じております。こうしたことから、本日はこのような会場しかご用意できず、誠に申し訳ございません。

 それはそれとしまして、今年度、学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして再スタートしました。目指す学校像も刷新しました。開校当初からの教育目標の「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」に変更はありませんが、本年度から、「児童生徒一人一人の自立と社会参加を目指して、地域社会とともに成長する学校」と、改めております。今年度は地域社会の事業所様や企業様と連携した取組を新規に始めるなどして、地域活力導入元年として、キャリア教育の充実を推進しているところです。

 とはいいましても、近隣の作業所等の数に限りがあり、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路を実現したいと思っております。本日は、特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、本校へご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。 

 以上、長くなりましたが、私からのごあいさつとさせていただきます。

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令和5年度 学校研修④ 太田ステージ研究会 研修会校長あいさつ・講師紹介

 先生方、改めましておはようございます。

 今日は全校学校研修ということで、太田ステージの活用のための理解を深めます。特別支援教育のスペシャリストである先生方におかれては、すでにこれを活用し、教育活動を展開されているところと存じますが、正直言うと、甚だお恥ずかしい話ですが、私は「太田ステージ」についてよくわかっていません。この機会にしっかり学びたいと期待しているところです。

 というのも、本年度の学校自己評価システムシートの重点目標の一つに、「個別最適な学びと協働的な学びの充実」を標榜しております。その方策の評価指標には、「根拠のある指導と授業改善に取り組むことができたか。」とあります。この目標達成のために、「根拠のある実態把握」は欠かすことのできないことと考えます。

 タイムリーな内容の研修内容を設定していただき、嬉しく感じております。教育課程研修部の先生方におかれては、企画とご準備・運営等ありがとうございます。

  それでは、本日お越しいただき、ご講演してくださる講師の先生をご紹介します。本日の講師の先生は、

 特定非営利活動法人銀杏の会 御茶ノ水発達センターのセンター長でいらっしゃいます 鏡 直子 先生です。

  先生は、早稲田大学大学院 人間科学研究科修士課程(健康科学専攻)を修了されました。

 学生時代から、東京大学医学部付属病院精神神経科小児部において、自閉症児の治療教育に携わってこられました。

 2001年から、東大病院の部門の改組によって、特定非営利活動法人銀杏の会の立ち上げに関わってこられまして、現在は、その事業所である御茶ノ水発達センターにおいて、乳幼児期から成人期までの発達障害児・者の治療教育と家族支援、スタッフ育成等に尽力されています。

  主な職歴として、

 埼玉県立川口特別支援学校の非常勤講師を2023年から、

 埼玉県立本庄特別支援学校の非常勤講師を2015年から、

 埼玉県立深谷はばたき特別支援学校の非常勤講師を2021から、

 埼玉県立戸田かけはし高等特別支援学校の非常勤講師を2018年から、

 日本大学文理学部心理学科の非常勤講師を2018年から現在、

  また、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士の資格をお持ちです。

  それでは、鏡先生、よろしくお願いいたします。

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令和5年度和光・和光南特別支援学校共催学区域特別支援教育コーディネーター研修会あいさつ

 本日はご多用のところ、「令和5年度和光・和光南特別支援学校共催学区域特別支援教育コーディネーター研修会」にご参会いただきありがとうございます。また、zoomでモニターの向こう側からご覧の皆様、こんにちは。

 校種を超えて学区域の先生方、また、ボランティアの皆様、今日は70名を超える皆様方にご参加いただき、嬉しく存じます。和光南特別支援学校、校長の矼です。私からは、ご挨拶を兼ねて講師のご紹介をさせていただきます。

  さて、昨今、多様性を認め合い、すべての人々が暮らしやすい社会をみんなでつくっていきましょうという機運は、社会的な認知の高まりを見せている。と、私は感じています。そうした社会を築き上げていくために、とりわけ、ユニバーサルデザインは注目される考え方の一つとなっています。

 本日は、「学校におけるユニバーサルデザイン」と題しまして、山梨県立大学人間福祉学部准教授の 太田 研 先生 をお招きし、ご講演をいただきます。 

 では、ここで、本日ご講演くださる先生のご紹介をさせていただきます。

 本日、ご講演くださる 太田 研 先生は、

2013年4月から、東京都武蔵村山市特別支援教育専門委員会の委員、

2020年11月からは、山梨県教育委員会の社会教育委員、

そして、2022年12月から 日本授業UD学会の理事、常任理事を、現在、務めてらっしゃる先生です。

  また、2019年4月から2020年3月まで、法政大学キャリアデザイン学部で兼任講師を、そして、星美学園短期大学幼児保育学科で准教授を務められ、2020年4月から、山梨県立大学人間福祉学部で准教授としてご勤務されてらっしゃいます。

 東京にお住いの時は、本校の非常勤講師として、数年にわたり、子どもの支援についてアドバイスをいただいておりました。今年度も埼玉県主催のコーディネーター研修会で、講師もお務めになってらっしゃる先生です。

 研究分野は、教育心理学、子ども学、保育学、特別支援教育、臨床心理学と多岐にわたり、公認心理士の会、日本行動分析学会、日本発達障害学会、日本授業UD学会などの学会に所属されていらっしゃいます。

 本日は、学校において、ユニバーサルデザインをどのように考えていけばよいのか。お一人お一人の意識の中に、デザインが描き出せたらと期待しております。

  特別支援学校のセンター的機能の一環としての本日の研修会の目的は、一つに、「地域の先生方と一緒に学び、特別支援に対する理解を深める。」ことと、もう一つに、「ボランティア希望の方が特別支援について学ぶきっかけとする。」とあります。是非、有意義な研修会となることと期待し、本日獲得した知見を現場でお役立ていただけたらと思います。

  それでは、太田先生、よろしくお願いいたします。

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令和5年度第1回学校づくり懇話会及び学校運営協議会 校長謝辞

 本日は、長時間にわたりまして、貴重なご意見を賜り、ありがとうございました。

 心より深く感謝申し上げます。

 

・学習面だけでなく生活面と結びついた地域包括愛煙センター様との連携の取組

・ボランティア活用について地域社会からどの募集の方法

・企業とコラボレーションした取組への保護者への後方と保護者の参画

・一般就労に向けたカリキュラムの具体化

・地域社会福祉協議会との連携

 など、具体的な課題を頂戴できました。 

 まだ、キビルアクションさんと本校生徒のコラボレーションの件について、保護者の皆様にあまりよく伝わっていないというご指摘をいただきました。この事業は、これから本校が展開していく教育活動のパイロット的な取組でありまして、始まったばかりです。

 こうした取組を、もっとたくさん設けたいと考えております。できれば、事業者さんや企業の方に、実際に学校に来ていただいて授業をしていただく。教員はそのサポートに回り、一人一人のニーズに合った授業の支援を行う。授業の内容は、実社会の生の学びであって、卒業後の自立に資する内容のものとなるようにと構想しております。 

 キビアクションさんは、テキスタイル系の会社で、服や鞄などを制作しています。本校の作業学習の教材として、使われる布地の制作が提供されています。布の端切れを張り合わせ、一枚の布地にしていくという作業です。

 キビルアクションさんは、所沢のパルコの閉館記念イベントで、クラウドファンディングで協賛者を募り、服や鞄などの販売をします。そこに本校の生徒の作った布地が使われるということです。こうした取組を、企業様の方と学校とがウィンウィンの関係で展開しています。そうした企業さんが、探せばもっといるのではないか。本校の生徒と一般就労でマッチングする会社を広く多く開拓し、自立に向けたキャリア教育のための基盤整備を、今しているといったところです。 

 と、言いますのも、本校にお世話になり、3年目となりました。これから本校に入学してくる生徒は年々増加傾向にあります。このコミュニティ・スクール化を機に、卒業後の自立を目指した教育活動と実効性のある地域社会との連携を模索しておりました。

 そこで、キャリア教育に視点をあて、児童生徒の12年間の学びを地域社会の皆様と一緒に、どのような展開ができるのか。それをさらに広げていきたい。そんな思いが発端です。

 本日は皆様に応援、後押しいただけ、大変嬉しく存じます。課題も具体化、焦点化されました。目指す学校像の達成のため、今後もより良い学校運営に向け教職員一丸となって取り組んで参ります。この会議以外におきましても、何かお気づきの点や情報等がございましたらご連絡いただけたらとお願いいたします。

 次回、また新たに、充実した内容のご報告ができるよう全力を尽くしてまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 本日はどうもありがとうございました。

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令和5年度第1回学校づくり懇話会及び学校運営協議会 校長あいさつ

 改めまして、皆様こんにちは、校長の矼でございます。令和3年4月から、本校でお世話になり、3年目となりました。本日はご多用のところ、令和5年度第1回学校づくり懇話会にご出席を賜り、深く感謝申し上げます。新型コロナウイルスのまん延によって、2年余り本会は書面開催でありましたが、昨年度はようやく対面での会議を開くことができました。あれから、コロナウイルスの感染症の位置づけが5類に移行するなどもあり、今年度も、この場でこうして皆様とお会いできたことを、大変嬉しく感じております。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、さる5月に高等部修学旅行で神戸大阪方面に行って参りました。3日間好天に恵まれ、生徒にとってとてもよい思い出に残る修学旅行になったものと感じております。

 また、5月、6月の運動会では、高等部は天気に恵まれましたが、小・中学部の方は、当日の雨により、予備日で実施しました。この日はお天気が保ってくれてよかったと思います。子どもたちは、一所懸命に走ってくれて、いい汗と、笑顔をみせてくれました。

 そして6月は、19日からプール指導が始まるところだったのですが、直前にポンプが故障し、緊急に修理の対応をしまして、なんとか一週間遅れではありますが、開始することができました。今では毎日楽しくプールで学んでいます。こうしたところが本校の近況でございます。

 そしてなんといっても、本年度から、本校はコミュニティ・スクールの制度を導入してスタートを切りました。目指す学校像や重点目標も刷新し、児童生徒の12年間を見通したキャリア教育に視点を当て、地域社会と連携を強化した教育活動を展開し、共に成長していく学校を目指しております。年度当初から、卒業後の就労先を新たに開拓するなど、積極的に取り組んでおります。

 また、本校の作業学習を通した企業様とコラボレーションした取組なども展開しております。生徒の自立と社会参画を目指し、コミュニティ・スクールの機能を活かしながら、さらに多様な取組を展開していきたいと考えております。

 その一つに、こんな構想もあります。

 本校は学区域が四市にわたり広域である一方、学校所在地は、樹林公園、自衛隊基地にかこまれており、本来の意味での地域社会とは薄い立地にあります。ピンチをチャンスにとよく言われますが、このウイークポイントをむしろ活かして、メタバースで地域社会を形成していこうと考えております。今日のインターネット社会を活かし、仮想空間で距離を超えた繋がりを広げ、多くの関係機関、事業所、ボランティア団体様などから応援をいただき、学校運営をして参りたい。そう考え、夢と希望、期待に胸が膨らんでおります。

 とはいいましても一方では、課題も山積しております。

 今回のプール指導の延期もその一端ではありますが、施設設備の老朽化の課題があります。定期的な点検整備を十分にしてきたのですが、なにぶん昭和60年製ポンプで、しかも、新型コロナで2年間使用していなかったこともあり、前日まで試運転して順調に動いていたのですが、直前にこと切れてしまいました。毎年、県には設備の新調をお願いしているのですが、なかなか予算措置をしていただけません。

 その他、施設設備では、高等学校では進んでいるトイレの改修工事です。ときどき高等学校への出張があり、トイレを使用させていただきますが、その設備の良さと綺麗さには羨ましさを禁じえません。本校はただでさえ過密状態にあるにも関わらず、トイレの数は本来の学校規模のままです。一部簡易洋式化されてはおりますが、今日的な改修はされておりません。排泄に教員の支援が必要な児童生徒も多くおり、機能やスペースはもとより、数の面でも十分ではないと思います。トイレが旧態依然な状態が、支援が必要な児童生徒とそれを支える先生方を見るにつけ、なかなかつらく感じます。

 また、県下のどの特別支援学校も課題となっております児童生徒の過密状態です。この課題は本校も同様で、本来、本校の学校規模は30学級のところですが、現在65学級となっております。倍以上の過密状態です。

 令和3年度に戸田かけはし高等特別支援学校が開校したことにより、戸田市に在住の児童生徒は高等部になると、そちらへ進学することとなりました。これにより、令和3年、4年と若干児童生徒数は微減しました。戸田かけはしが開校する前は、例年300人を超える在籍児童生徒数でしたが、ここ2年間は、280人前後で推移していました。しかし、令和5年度は、現在310人の児童生徒数となり、元の木阿弥となっております。

 昨年度末、この児童生徒数の増加への対応として、音楽室、畳敷きの個別指導室、校長室隣の応接室の合計3室を普通教室化しました。来年度も入学児童生徒が増加すると見込まれます。今年度末は、いよいよ校長室も普通教室化しなければならないか。と、冗談ではなく、戦々恐々としているところです。

 本日は、皆様をお招きするために、それ相応の会場をご用意したいところであったのですが、このような教室しか会場となる場所がなく、大変申し訳なく感じております。このことは、過日の6月県議会でも、実際に本校の事例がとりあげられて、県教育長に県議さんが質問されていました。

  それから、本当に困っていることとして、教員不足の問題です。先生方が体調を崩し、病休になったり休職になったりしても、県からなかなか代替教員をあてていただけないという実態があります。若い先生方の中には、産休や育休を取りたくても、周りの先生方に迷惑をかけてしまうのではないかと感じて、思いのままにならない状況もあるのではないかと危惧しているところです。県下のどの学校も、校長が一年中人探しに追われるといった状況に陥っています。教員の労働環境は、「異次元の少子化対策」や「働き方改革」とは真逆の方向に進んでいるような気さえいたします。中には「どうせ定額働かせ放題だから」と、諦念的な気分で欠員教員の分まで仕事に向かう教員もいます。

 皆様におかれましては、お知り合いでどなたかよい方がいらっしゃったらご紹介いただきたい。と、この場をお借りしてお願い申し上げます。

 このように、学校だけでは解決できない多くの課題、問題を抱えているところです。

  本日は、学校運営協議会ということで、昨年度までの学校評議員会とは性格と機能の異なる組織となって、新に加わっていただいた委員の方々を招いて、第一回目の記念すべき会議をむかえることができました。

 本日お集まりの学校運営協議会委員の皆様におかれましては、コミュニティ・スクールの機能を活かして学校の課題を解決し、児童生徒のより質的にも量的にも高いキャリア形成のための実践や取組、アイデアやご意見等、など頂戴したいと存じます。

 短い時間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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