令和4年度 校長室
令和4年度 修了式 校長先生の話 (令和4年3月23日)
皆さんおはようございます。
今日で今年度の学校でのお勉強は終わりになります。4月からは、一つ上の学年になって、新しいことを学びます。楽しみですね
皆さんは、この一年間、授業や学校行事に熱心に取り組んで、多くのことを学ぶことができました。
運動会では元気にかけまわってくれました。
たけのこ祭では素晴らしい発表を見せてくれました。
今年度も、音楽の時間では、大きな声で歌うことができなかったことや、その他、思いどおりにいかなかったことなど、つらいこともあったと思いますが、よく頑張って乗り越えました。
4月から進級する新しい学年でも、みんな仲良く、楽しく、授業や学校行事をはじめ、様々な活動に取り組んでください。そうすれば、また、きっと素敵な学校生活を送ることができるにちがいない。と、私は思います。
おわりに、お休みの間は、くれぐれも病気や事故に気をつけて過ごしてください。今度登校してくるときには新しい友達や先生が待っています。
また元気にお会いしましょう。
令和5年4月23日 和光南特別支援学校長 矼 秀年
令和4年度 小・中学部卒業式 校長式辞
桜開花の知らせが届き、陽だまりに吹く風が春の訪れを感じさせるこの佳き日に、令和四年度 埼玉県立和光南特別支援学校、小学部第四十六回卒業式、中学部第四十五回卒業式を、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席のもと、挙行できますことを大変嬉しく存じます。
さて、卒業証書を手にした小学部二十一名、中学部二十二名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には辛かったこともあったと思います。そうした記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。
振り返れば、皆さんが本校で過ごした令和になってからのここ四年余りは、毎日が新型コロナウイルス感染症との闘いでした。普段の学習活動に様々な制限が課せられたことはもとより、学校行事の延期や内容の変更、時には中止を余儀なくされたこともありました。それでも、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、人生で欠くことのできない大切な思い出となる学校行事を、皆さんと一緒に経験できたことは、私にとって大きな喜びとなっています。
小学部卒業生の皆さんは、天候にも恵まれた運動会で、最後まで楽しく全力で走り、仲間との絆を結びました。
中学部卒業生の皆さんとは、一緒に行った伊豆の修学旅行が、とても楽しい思い出となっています。パノラマパークから眺めた海。シーパラダイスのたくさんの魚たち。そして、富士山の雄大な眺めが、昨日のことのように思い出されます。温泉もよかったし食事もよかった。
たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮できただけでなく、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさ、素晴らしさを学びました。
四月からは、小学部の皆さんは中学部へ、そして、中学部の皆さんは高等部へと進学します。
皆さんは今、中学部や高等部での学校生活に、大きな期待で胸を膨らませているところと思います。とはいえ皆さんが、これから過ごす新しい生活には、楽しいことや嬉しいことだけでなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。何があっても、どんなことがあっても、これまで学んできたことや経験したことを活かしながら、元気よく、仲間とともに心ゆたかにたくましく育ってくれたらと願っています。
保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。今日までのお子様との生活には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労もあったことと存じます。夏の暑い日や梅雨の中、雪の冬の朝も、お子様を送り出してくださり、ありがとうございました。保護者の皆様のお支えによって、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。
学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。四月からも引き続き、私たち教職員も微力ながら、精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、育んでまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。
むすびに、厳しい社会状況の中、本日ご臨席を賜りましたご来賓並びに保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、式辞とさせていただきます。
令和五年三月十七日
埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年
令和4年度 高等部卒業式 校長式辞
桜開花の知らせが届き、陽だまりに吹く風が春の訪れを感じさせる佳き日に、令和四年度埼玉県立和光南特別支援学校、高等部第四十二回卒業式を、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り挙行できますことを、大変うれしく存じます。
さて、卒業証書をたった今手にした高等部二十九名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には辛かったこともあったと思います。そうした記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。
振り返ると、皆さんが高等部に入学してからのこの三年は、新型コロナウイルス感染症との戦いでした。日常の学習活動に様々な制限が課せられたことはもとより、学校行事が延期や内容の変更、時には中止を余儀なくされたこともありました。それでも、昨年度と今年度と、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、大切な思い出となる学校行事を、皆さんと一緒に経験できたことは、私にとって大きな喜びとなっています。
元気な選手宣誓の声に始まった運動会では、最高の天気に恵まれ、みんな力いっぱいに青々とした芝生の上を駆け抜けました。練習を重ねたソーラン節の演技は見事で、最後まで楽しく、全力で取り組んで、仲間との絆を結びました。修学旅行で行った福島では、ハワイのムードを満喫する一方で、請戸小学校で見た震災の傷跡に衝撃を受けていた皆さんの姿が、昨日のことのように思い出されます。とても心に残る修学旅行となりました。たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮し、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさや素晴らしさを学びました。明日からは皆、長年過ごしたこの学び舎を巣立ち、それぞれの進む道に向かってはばたきます。
皆さんは今、四月からの生活に大きな期待で胸を膨らませているところと思います。とはいえ、これから始まる新しい生活には、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。何があっても、どんなことがあっても、これまで和光南で学んできたことや経験したことを活かして乗り越えてください。どんなに辛いことがあっても、仲間や先生方と過ごした日々を思い出せば、必ず元気がでるはずです。そしていつまでも心ゆたかにたくましく生きてください。私はずっと、そう願い続けます。
保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。
今日までのお子様との生活の中には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労があったことと拝察いたします。夏の暑い日や雪の冬の朝も、長きにわたってお子様を送り出してくださり、本当にありがとうございました。保護者の皆様の後押しによって、今、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。
学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。私たち教職員も微力ながら、これまで精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、支えるお手伝いができたこと、大変光栄に存じております。職員一同、この経験を糧に、今後とも本校の教育活動に邁進してまいります。
むすびに、昨今の厳しい社会状況の中、ご臨席を賜りましたご来賓並びに保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、式辞とさせていただきます。
令和五年三月十五日
埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年
令和4年度 第2回 学校づくり懇話会 校長あいさつ(2月13日)
改めまして、皆様こんにちは、校長の矼でございます。
本日はご多用のところ、令和4年度第2回学校づくり懇話会にご出席賜り、深く感謝申し上げます。
今回の第二回学校づくり懇話会を、こうして開催できますことを嬉しく感じております。と、言いますのも、新型コロナウイルスの第8波も収まり始め、ピークの1月6日の埼玉県内の感染者数11429人から、先週2月10日(金)では1225人と減少し、ピーク時に比べるとほぼ一割程度の感染者数と抑えられました。お隣の東京都の感染者数は、昨日12日1000人を下回り、昨年6月以来、8か月振りの低い数となりました。
また、第7波の感染者数のピークに比べ、第8波の感染者数のピークは、やや低くなっている点に着目すると、この先、第9波、第10波ときても、ピークが徐々に低くなっていって、やがては収束していってほしい。そう期待するところでございます。
このウイルスの流行が始まって4年目に入りました、先だって、5月8日から感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同等の5類に移行することで、日常生活に浸透してきた基本的な感染対策が大幅に緩和されると報道がありました。
2月10日の報道では、政府は、新型コロナウイルス対策のマスク着用を、個人の判断に委ねる新たな指針をまとめ、医療機関や混雑した電車での着用は推奨されるとして示された一方で、学校では着用を求めないことを基本としています。
この対応を、4月1日からとした学校を除き、3月13日から適用されるとされていますが、本校としては、感染者数の推移はもとより、児童生徒の実態とに鑑み、今後の学校運営を検討していきたいと考えます。
差し当たって、来月には卒業式、4月には来年度の入学式を控え、準備が進んでいるところです。さらに、5月のゴールデンウィークが過ぎれば、歌唱指導や調理、プールでの体育の授業など、コロナ前の教育活動がいよいよ展開できるのかと思う反面、不安もあります。是非、ご意見や情報提供等をいただけたらとお願い申し上げます。
さて、本年度の本校は、児童生徒の学校行事の運動会をはじめ、修学旅行、たけのこ祭、社会体験学習、現場実習など、積極的に実施してまいりました。お陰様で大きな事故もなく、児童生徒たちにとって大切な学びの場となりました。貴重な経験ができただだけでなく、よい思い出となったことと思います。
また、平素の教育活動に加え、本年度は、図工・美術の授業を題材とした、新しい学習指導要領に基づく授業改善の研究をはじめ、ICT化の推進、コミュニティ・スクール化への準備と、目指す学校像の刷新、空調工事の第2期工事、働き方改革の推進等々、取り組んでまいりました。
とりわけ、働き方改革の推進では、昨年、行事部と渉外部、生徒指導部と防災部を統合したのに続き、今年度は研究部と教育課程部を統合して、重複した業務内容などの整理や精選等に着手しています。その他、今年度は、全教員の時間外在校時間の平均値が、前年同期比5時間12分減少するといった成果もありました。
昨今、教職離れといわれる報道があり、年々採用試験の倍率も低下していますが、毎日家族と共に夕食をとれる仕事にしていきたい。そう思って取り組んでおります。
この時期、来年度の人材確保が大きな課題となっております。ご紹介いただける方がいらっしゃいましたら幸甚に存じます。
本日は、来年度から新たなスタートを切る本校の将来を展望し、多くのご意見を頂戴できればと期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。
ゴールデンウィーク明けからの5類への移行(学校だより2月号)
今月号が、新型コロナウイルス関係について記載する最後の回となったらいいなぁと期待を込めて原稿に向かいたいと思っております。
先月末、政府は新型コロナの感染症法上の位置づけについて、令和5年5月8日から、現在の2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類へ移行する方針を決定しました。いよいよ新型コロナも終焉か?と、期待する半面、本当に大丈夫なの? と、思わざるをえません。本当にマスクしなくていいの? 大勢でBBQパーティーとかやっちゃってもいいの? など、少し不安に感じます。ここ数年、学校を統べる立場として、映画館に行くことも自粛していましたし、そもそも3年余りの「3密」をはじめ「マスクの着用」「手洗いうがい」「黙食」だのと、様々な感染拡大防止対策が行動規範としてすっかり身についてしまった私には、ゴールデンウィーク明けからそう簡単にこれまでの習慣を切り替えられるものではない。そう思います。海外の報道を見ると、欧米などでは多くの人がマスクをしていないし、サッカーワールドカップカタール大会も大声援でサポーターが応援していました。お隣の中国では、そうした報道の映像がトリガーの一つとなって、中国政府が行ってきたゼロコロナ政策に人々の批判が高まって解除されたとか。解除後は、すごい数の感染者が発生しているらしいとのことです。感染者数の規模によっては、新たな変異株が発生する確率も高くなるのではないかと考えます。その一方、ここ数日の埼玉県の感染者数を見ると、1月30日は822人で、第8波のピークであろう1月6日の11429人から大幅に減少しました。このままどんどんゼロになるまで減ってくれるとありがたいのですが、以前、新型コロナのパンデミックがどのように収束するのかについて個人的で悲観的な予測をご紹介させていただきました。簡単に言うと、最初の感染者から最後の感染者までの間の感染者数は、正規分布曲線を描きながら収束していくのではないだろうかということです。下の図の一番高い波が第7波で、その右隣の波が第8波で若干低くなっています。これを見る限り、第7波がピークとなって、減少していくのではないかと期待するわけです。でも、ということは、現在地は折り返し地点を通過したにしか過ぎないわけかぁ…と、少し悲しく思うのです。いや、かなり悲しいですね。
この先、新型コロナウイルスの感染者数の推移に大きな変化がなく、社会的な不安がなければ、予定どおりゴールデンウィーク明けから5類になるのでしょう。すると、学校では、音楽の歌唱や、家庭科の調理、グループ学習や体育のプールでの授業なども行えるようになるのかもしれません。そうしたことを踏まえて来年度の準備をしていかなきゃだと思っています。コロナ禍にあっても、これまで可能な限り学校行事を実施していく方針でやってきました。今後も、方針の変更はありませんが、感染状況を注視していきます。
JHU CSSE COVID-19 Data より
第2回 避難訓練 校長講評 (12月2日)
みなさん、こんにちは。それでは、今日の避難訓練についてお話します。よく聞いてください。
今日の避難訓練の目的は、前回の避難訓練と同じく次の3つでした。
1つ目は、落ち着いて早く非難すること
2つ目は、災害について、いつも気にしておくようにすること
3つ目は、「おはしもち」を守ること
でした。
1つ目の避難についてはどうでしたか?
みんな、前回と同様に落ち着いて早く非難することができました。とてもよかったです。
2つ目の災害についてはどうですか?
今回は学校で火事が発生したという想定で訓練をしました。火事は実際の炎よりも煙による窒息の方が、死に至る怖さがあります。火事の怖さについて、先生や友達、お家の人と話し合って、どう気を付ければ火事にならないか確認ください。
3つ目の「おはしもち」は守れましたか? 「おはしもち」って何ですか?
・おさない ・はしらない ・しゃべらない ・もどらない ・ちかづかない
の5つのことです。これを皆さんはちゃんと守ることができました。花丸です。
今日は訓練なので、実際の危険はありませんでしたが、本当の災害がおこったときは、みんな慌ててしまうかもしれません。
今月はもう少しでクリスマスです。これから本格的に寒い季節になります。寒い季節は、暖房を使うことが多くなり、空気も乾燥しています。火が燃え広がる原因となるものが多くなります。
くれぐれも火の元には気を付けて、生活するように心がけてください。私からは以上です。
「たけのこ祭」の講評(11月18日)
では私から、今日の「たけのこ祭」の講評というより、感想を述べさせていただきます。
一所懸命に練習に取り組んだ「たけのこ祭」が終わります。本番の今日は、練習どおりにできましたか? 緊張しましたか? 昨日、かなり緊張している何人かの様子を見ました。今日のみんなのパフォーマンスを見て、私はとてもすごいなーと、感動しました。みんなが日々成長していることを実感しました。
いつも機会あるごとに、言ってることなんですが、みんなで協力して一つのことを成し遂げることって、とても大切な勉強です。これからみんなが成長していく上で、基盤となる経験になること間違いなしです。なぜなら練習をとおして、仲間の良さや大切さを知り、必要とされている自分を感じ、仲間が自分にとってかけがえのない存在であることに気づくからです。そもそも一人じゃ「たけのこ祭」はできないしね。そして、本番が終わったときの達成感、やり切ったときの気持ちをいつまでも忘れないでいましょう。
1年生の「エンジョイ キラキラ スクール ディズ ~心おどる 楽しい僕らの物語~」は、冒頭のボディーパーカッションが、みんなの息がぴったり合って、見事なパフォーマンスはすごい迫力がありました。びっくりした。また、どのグループも工夫を凝らしていて、お家の人に授業の様子がよくわかったと思います。フライングディスクもモルックもやってみたくなりました。色の勉強も紹介してくれて、嬉しく感じました。エンディングもすっごく良かった。1年生にとっては、高等部になって初めての「たけのこ祭」でした。中学部のときとはやはり違うかな? この経験を、次の新入生につないでいってあげてください。
2年生の「千と千尋とわたしたち ~素敵な社会人を目指して~」は、まずは舞台の背景のセットや衣装に圧倒されました。そして、本物の湯ばーばはが出てきたのかと思った。一人一人の演技もよかったし、効果的な演出で完成度の高い一つの作品を見せていただいた気持ちになりました。本当に感動した。テーマの働くことで一貫していて、エンディングで「これからも成長していきます。」って言われたときは、ちょっと目頭が熱くなっっちゃいました。本当に感動した。2年生は、今日の発表をやってみて、昨年の「たけのこ祭」を振り返ると、この一年間で、自分がぐっと成長したなあと実感できたのではないか。そう思います。
3年生の「Tomorrow ~時をかけて~」は、さすが三年生! やはり違うなーと思いました。全てにおいて質が高く、素晴らしい。一つの演劇作品を見せてもらった感じです。三年生とは一緒に修学旅行に行ったので、舞台を見ながら同時にあの時の記憶がよみがえってきて、なんとも言えない気持ちになりました。修学旅行、楽しかったなぁ。もっともっとみんなと未来の夢について話していきたいと思いました。エンディングの演奏も良かった。これ以上なんか言うと、泣いてしまいそうだからここまでにします。3年生は、今後、大きな学校行事は頒布会を残すところとなりました。これからは卒業後の進路に向け、残り少ない学校生活の一日一日を大事に過ごしてください。
それから、今日の本番まで熱心にみんなにご指導くださった先生方への感謝を忘れないでくださいね。
今年の「たけのこ祭」は、正に「仲間とともに 心豊かに たくましく」が示されたイベントだったと思います。以上です。
たけのこ祭 あいさつ(11月18日)
POWER全開で「たけのこ祭」
校長 矼 秀年
本日は、和光南特別支援学校にご来校いただき、ありがとうございます。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し、各学部に分散しての実施となっておりますが、本年も多くの保護者の皆様をお迎えして開催できますことを嬉しく感じますとともに、心より感謝申し上げます。
さて、第44回のたけのこ祭が始まります。今回のたけのこ祭のスローガンは、「たけのこPOWER~! みんなが令和のホームラン王!」です。 先日、プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗孝選手が、シーズン最終戦で56号ホームランを打ちました。かつて読売ジャイアンツで活躍した王選手の記録55号を超えての快挙で、日本のプロ野球の歴史が変わりました。 児童生徒の皆さんも一人一人、村上選手のようにこれまでの学習成果を存分に発揮して、たけのこPOWER~全開で、さらにさらに楽しいたけのこ祭にしてください。みんなの力を合わせ、たけのこ祭の歴史をきっと変えてくれるものと期待しています。
たけのこ祭の目的の重要なところは、児童生徒が主体的に活動する喜び・楽しさを味わうことですが、保護者の皆様におかれましても、児童生徒がこれまで一所懸命に練習した成果をご覧いただき、お楽しみいただけたらと存じます。
そして、児童生徒の皆さん一人一人がたけのこPOWER~で大きなホームランを打ってください! 285本のホームランです。村上選手もびっくり!
さあ! 令和のたけのこ祭の新しい歴史をここからスタートさせましょう!
「これからの和光南を考えて」(学校だより11月号)
学校だよりの原稿の依頼がある度に、今度こそ新型コロナウイルス関連については書かずにいられる状態であってほしいものだと思いつつも、今回もやはりこの話題には触れてしまいます。
というのも、報道ではすでに「第8波」に対する懸念が話題に上り、さらにはインフルエンザの流行も加わったダブルパンチの襲来が予測されています。昨日(11月8日(火))の東京都では、8665人の感染確認があり、都の医師会が「第8波に入りかけている」と指摘し、早期のワクチン接種を呼びかけました。東京都に隣接する和光市に所在する本校としては、年末に向けて危機感を持って感染拡大防止対策を徹底していかなければならない。そう感じるところです。後期となって今のところ、修学旅行も宿泊研修も予定通りに実施できました。今月の目前には、「たけのこ祭」や頒布会を控えています。児童生徒は当日を楽しみに練習や製作活動に励んでいます。なんとか楽しい思い出を残してあげたいという気持ちで本校教職員も頑張っております。是非、ご家庭におかれましても、感染拡大防止へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
さて、ここからは忍耐のお話はいったんやめて、希望のある未来のことに話題を変えましょう。これからの和光南についてご案内いたします。
本校は来年度(令和5年度)当初から、コミュニティ・スクールになって、新たなスタートをきる予定です。現在県内の公立高校・特別支援学校183校中、この制度を導入した学校はまだ15校しかありません。来年度からの導入は、学校運営のアバンギャルド*1と言え、一歩先を行った学校ということになります。このコミュニティ・スクールというのは、学校運営協議会を置く学校のことで、保護者、地域住民、校長、学識経験者、関係行政機関職員などが構成員となり、校長が作成する学校運営の基本方針を承認した上で、「学校運営に必要な支援」や「学校と保護者・地域住民等の協働による教育活動の企画・実施」が協議されます。現在本校には、学校評議員会が設置されていますが、これは主に学校運営の評価や意見など、お知恵をいただく機能の仕組みです。では、これからどう変わるのでしょうか。これからはお知恵だけではなく、人的にも物的にも応援をしていただける仕組みに変わるということです。具体的には、地域社会の様々な分野の方から、情報提供だけでなく、学校とコラボレーションした取組をとおして、お互いにウィンウィンの関係になり、相互に地域社会に貢献できる関係を築けたらと構想しております。
とりわけ校長として、現在第一に目指している重点項目は、本校卒業後の児童生徒一人一人の生活の充実です。そのためには、授業をとおしたキャリア発達のための指導だけでなく、地域とより深く連携した進路指導を充実・展開させることで、児童生徒の将来の選択肢をさらに拡大し、ニーズに合致した進路希望を実現していく。こうした取組が必要なのです。地域社会の各分野のスペシャリストから、「就労支援」などをはじめ様々な応援や支援、お力添えやお手伝いを頂戴し、卒業生一人一人が充実した人生を歩めるように取り組んでいきたい。と考えています。
そこで、これに合わせ、「目指す学校像」についても刷新していこうと考えております。その際は、保護者の皆様からもご意見を頂戴し、一緒にこれからの和光南の創造に参画していただきたいと存じます。これにつきましては、時期がきましたらまたご案内いたします。
これから襲来するかもしれない「第8波」に心を暗くしてばかりいないで、こんな時だからこそ、今後の和光南のよりよい姿をかたちづくるための構想と準備をして、気持ちを上げていきたいと熱く思っています。今後ともよろしくお願いします。
最後に蛇足ですが、最近「アバンギャルディ」*2というダンスチームにハマっています。
*1)アバンギャルド:芸術の世界で先端的な活動をする人。前衛。
*2)「アバンギャルディ」: akaneによる初プロデュースのダンスチーム。https://akanekikaku.com/news/96/
福祉事業所・関係機関向け学校見学あいさつ(11月4日)
おはようございます。本日は、ご多用のところ、本校、和光南特別支援学校お越しくださいまして、ありがとうございます。多くの福祉事業所・関係機関の皆様方にご参加いただき、感謝申し上げます。
さて、本校は、昭和52年開校の知的な面で特別な支援を要する児童生徒が在籍する特別支援学校です。和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。現在、小・中学部、高等部あわせて285名が在籍しており、就労に直接関わる高等部は3学年合わせて81名が在籍し、来春卒業予定の3年生は29名です。ちなみに、昨年度の3年生の在籍は28名で、この内、8名が一般就労し、20名が福祉就労できました。
現在本校では、学校あげての文化祭のたけのこ祭を目前に控え、その準備が佳境に入っているところです。また、高等部につきましては、今週がちょうど進路面談期間となっておりまして、いよいよ卒業後の進路について最終段階を迎えているところです。
ところで、我が国の特別支援教育には大きな課題がございまして、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う障害のある児童生徒は年々増加しています。昨年度から、高等部のみ設置の戸田かけはし特別支援学校が開校となり、戸田市在住の本校の生徒がそちらに転学し、若干、高等部の生徒数は減ったところではありますが、県内のどの特別支援学校も児童生徒の過密状態が課題となっています。
こうした状況下で、作業所や福祉事業所等も限られており、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路先を実現させてあげたい。と、奮闘しているところでございます。
本日は特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、福祉事業所様並びに各関係機関の皆様には、就労にむけて本校へのご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。