校長室から

令和5年度 校長室

企業向け学校公開あいさつ  (6月7日)

 本日はご多用のところ、多くの企業の皆様方に本会にご参加いただき、感謝申し上げます。校長の矼でございます。また、今月5日から始まった高等部の校内実習では、例年、多くの企業・事業所様に作業のための教材等のご提供でお世話になり、深く御礼申し上げます。加えて、7月まで実施します現場実習につきましても、本校高等部生徒がお世話になります。よろしくおねがいします。

 さて、本校は、昭和52年に開校した主に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校です。今年で開校46年目となります。学区域は、和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。児童生徒の学部構成は、小学部、中学部、高等部の3学部を設置しており、長いと入学から卒業までの12年間を本校で過ごす児童生徒も多くおります。現在、小学部に145人、中学部に80人、そして就労に直接関わる高等部に84人が在籍し、来春卒業予定の3年生は26名です。昨年度の企業就労につきましては、この内2名の生徒が希望を叶えることができました。令和3年度は8名でした。

 実は、ここのところが大きな課題と私は捉えています。まだまだ、もっと一般就労できるのではないか、生徒と企業様とのよりよいマッチングをもっと探せばあるのではないか、そうした企業開拓を私たちはもっとしなければならないのではないか、努力不足なのでは、と、考えています。後ほど、進路指導担当から本校のキャリア教育についてご説明させていただきます。

 現在、合計309人の児童生徒と、総勢156名の教職員、その他、清掃の業者の方や給食調理スタッフの皆さん、スクールバスの皆さんなど、大勢がこの校舎で日々過ごしています。本県において、比較的に大規模な学校となったと言えます。というよりも、超過密状態という特別支援学校の今日的な課題を、そのまま体現した学校と言えます。少子高齢化が叫ばれて久しくなり、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う支援が必要な児童生徒は年々増加傾向にあります。本校はそもそも30学級数規模の施設設備のところ、現在65学級を抱え、昨年度中は、音楽室、畳敷きの個別指導室、校長室隣の応接室の3室を普通教室化しました。その前年度も、そのまた前の年もと、年々、特別教室を幾部屋か普通教室化しています。その他、一つの教室に二クラスを一緒にして学習活動するなどの苦肉の策を講じております。こうしたことから、本日はこのような会場しかご用意できず、誠に申し訳ございません。

 それはそれとしまして、今年度、学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして再スタートしました。目指す学校像も刷新しました。開校当初からの教育目標の「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」に変更はありませんが、本年度から、「児童生徒一人一人の自立と社会参加を目指して、地域社会とともに成長する学校」と、改めております。今年度は地域社会の事業所様や企業様と連携した取組を新規に始めるなどして、地域活力導入元年として、キャリア教育の充実を推進しているところです。とはいえ、近隣の作業所等も限られており、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路先として一般就労を望んでおります。

 本日は、特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、企業様から企業就労にむけて本校へのご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。 以上、長くなりましたが、私からのごあいさつとさせていただきます。

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和光市教育委員会「令和5年度和光市特別支援学級設置校連絡会 第1回研修会」あいさつ

 本日はご多用のところ、ご来校いただきありがとうございます。埼玉県立和光南特別支援学校、校長の矼でございます。会場校校長としまして、開会にあたり、本校の概要と併せ、一言、ごあいさつさせていただきます。

 さて、本校は、昭和52年に開校した主に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校です。今年で開校46年目となります。開校当初は、埼玉県立和光南養護学校という名称でありましたが、平成21年に現在の校名に変更となりました。

 小学部、中学部、高等部の3学部を設置しており、長いと入学から卒業までの12年間を本校で過ごす児童生徒も多くおります。現在、小学部に145人、中学部に80人、高等部に84人が在籍し、合計309人の児童生徒と、総勢156名からなる教職員を合わせると、比較的に大規模な学校となったと言えます。というより、超過密状態という特別支援学校の今日的な課題をそのまま体現した学校と言えます。

 本校はそもそも30学級数規模の施設設備のところ、現在65学級を抱え、昨年度中は、音楽室、畳敷きの個別指導室、校長室隣の応接室を普通教室化しました。その前年度も、そのまた前の年もと、年々、特別教室を幾部屋か普通教室化しています。このままの児童生徒数の増加推移でいくと、今年度末には校長室も普通教室化か? と、戦々恐々としているところでございます。

 それはそれとしまして、今年度、学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして再スタートしました。目指す学校像も刷新しました。開校当初からの教育目標の「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」に変更はありませんが、本年度から、「児童生徒一人一人の自立と社会参加を目指して、地域社会とともに成長する学校」と、改めております。今年度は地域社会の事業所様や企業様と連携した取組を新規に始めるなどして、地域活力導入元年として、キャリア教育の充実を推進しているところです。

 本日は、本校の進路指導と特別支援教育における地域のセンター的機能についてご案内し、特別な教育的ニーズのある児童生徒への指導・支援方法及び特別支援学校の教育課程について情報交換を行うことを目的として、和光市内の各学校の皆様との研修させていただきます。

 昨今、障害の実態や家庭環境など、多様化・複雑化しております。どの子にどのような支援が必要なのか。これについて有意義な情報の共有化が進むことを大いに期待しております。

 短い時間ではございますが、充実した実りある会議となりますよう、よりしくお願い申し上げます。

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高等部運動会閉会の講評

 それでは、最後に私から講評というより、感想を述べさせていただきます。

 皆さん、お疲れ様でした。ここ三年、天気にも恵まれていますが、今日は本当に運動会日和となりました。大きな怪我もなく、いい運動会となりました。

  今年の運動会のスローガンどおり、心を燃やしましたか? また、仲間とともに 勝利をつかめたでしょうか? 最後まで全力をつくして取り組むこと、自分の限界に挑んで、それを超えられたとき、私はそれが勝利と思います。

 今日は、これまでの練習の成果を存分に発揮した、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。徒競走ではみんな精一杯に走って、ゴールに向かって頑張りました。綱引きは、熱く夢中になって、仲間と楽しんでくれました。

  なんといってもソーラン節は、表現力豊かで完成度が高く、さすが高等部の生徒だと、感動しました。素晴らしかった。最後のリレーでは、みんなで応援して仲間の絆をしっかりと結びました。みんな、最後まで 楽しみながら 心を燃やせたと思います。

  これまでみんなのこの日のために、多くの先生方が、熱心にご指導くださいました。また、今朝も早くから、運動会の会場の準備をしてくれました。そうした先生方のおかげで、今日の運動会で、みんなは楽しむことができました。 感謝の気持ちを忘れないでくださいね。先生方、どうもありがとうございました。

  今日は本当にいい運動会となりました。みなさんお疲れ様でした。以上、本日の講評を終わります。

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高等部運動会開会あいさつ

 皆さんおはようございます。とうとう運動会当日をむかえました。体調は万全ですか。空をみてください。天気は最高のコンディション、運動会日より、となりました。気持ちの準備も万端ですか!

 さて、今年の運動会のスローガンは、なんでしたっけ? 体育館の壁を見て!

 「心を燃やせ! 仲間とともに勝利をつかめ!」です。

  運動会は、まずは楽しむこと、そして、全力で取り組むことが大切です。

 それから、運動会は一人ではできません。今年のスローガンにもあるようにみんなの力を合わせ、みんなで応援して、創り上げるものです。最後までみんなで協力して、心を燃やして、全力で取り組みましょう。

  今年の運動会は、お家の人もたくさん見に来てくださいました。これまでの練習の成果をしっかり発揮して、元気一杯なところを見せてあげてください。思い出になる、いい運動会ななることを期待しています。

 それから、今日はとてもいい天気です。これから気温ももっと上がります。熱中症には十分に注意してください。適宜、水分補給をすることを忘れないようにしましょう。

  それでは皆さん、くれぐれも怪我のないように注意して、運動会を楽しんでください。

 それではいくぞーーー! 心を燃やせ! 仲間とともに勝利をつかめ!

 では、頑張って! 以上です。

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令和5年度 就学相談担当者連絡会 校長あいさつ

 皆様こんにちは。各教市育委員会の皆様におかれましては、ご多用のところ、県立和光南特別支援学校へご来校いただき、ありがとうございます。今年度3年目となりました校長の矼でございます。開会に先立ちまして一言ごあいさつ申し上げます。

 本日は、このような会場での開催となり、甚だ申し訳なく感じるところですが、昨今の本県特別支援学校の課題の一つが顕著に現れている次第です。年々、特別支援学校への入学者は増加傾向にあり、今年度はいつも集会や会議で利用していた音楽室も、また校長室隣の応接室も、その他特別教室等々普通教室として改装し使っている状態です。特別支援学校の超過密状態という課題のしわ寄せが、ここにも迫ってきたと実感するところでございます。こうした状況で、本日は皆様に就学について、ご案内させていただく次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、この5月8日から世界中に猛威を振るった新型コロナウイルスが感染症法上の第5類に移行となり、全国的に社会生活の規制や制限に対する緩和ムードが、少しずつではありますが現れ始めているところと存じます。

 3年前の令和2年度は、ほとんどの学校行事が中止や規模の縮小を余儀なくされ、つらい一年であったと伺っております。私が赴任しました令和3年度以降も、まだまだ予断を許す状況にはありませんでしたが、運動会も文化祭も、そして修学旅行も全て運よく事故無く実施することができました。

 そしてようやくこのほど、コロナ禍前の教育活動を復旧できると、期待しているところでございます。とはいえ、新型コロナウイルスは、多くの人々の命を奪ったことに変わりはありません。慎重に社会状況を注視しつつ、可能な限り本来学校が持つ教育目的の最大化を図ってまいりたい。そう考えているところであります。各市教育委員会の皆様におかれましてはいかがでしょうか。 

 本日は、就学相談担当者連絡会に各市教育委員会の指導主事の先生方お集まり頂きました。

 一つに、来年度の就学・転学相談と高等部の入学に関わる情報の共有化、

 もう一つに、通常学級や特別支援学級に在籍する児童生徒への地域支援に関すること、

 そして、三つめとして、支援籍学習に関する情報交換があり、

 これらの三項目が主な内容として、本校職員と各市教育委員会の皆様とで実りある情報の共有化を図ることができたら、と、期待しております。

 この後、各担当者から、学校の概要や体験学習の他、様々ご説明申し上げます。また、本校の教育活動や生徒の様子など、本校を実際にご覧いただいて、望ましい就学相談が各地域で展開されることを願っております。本日は、充実した連絡会となりますようよろしくお願い申し上げ、私からのごあいさつとさせていただきます。

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高等部3年生修学旅行解散式あいさつ

皆さんお疲れ様でした。和光南に帰ってきました。

この三日間は楽しかったですか。何が一番たのしかったかな。

美味しいものもたくさん食べました。

たこ焼きにお好み焼き、美味しかったですね。

これに串揚げも食べていたら、グランドスラムでしたね。

この三日間、皆さんは集団生活のルールをしっかり守り、先生方のおっしゃることをよく聞いて行動できました。とても素晴らしかった。立派だった。

この修学旅行の3つの目的は達成できましたか。

またみんなと旅行がしたいなとか、ここへまた来てみたいなとか、思ってくれたら、私としてはとてもうれしいです。

この修学旅行が終わり、いよいよ皆さんは卒業後に向けて本格的な学習活動が始まります。卒業後の進路を意識して現場実習をはじめ日々の学習活動に取り組んでください。

それから、この三日間の修学旅行で楽しかったことや面白かったことが、たくさんあったと思います。お家の方にたくさん話してください。

先生方も三日間ありがとうございました。今日から明日明後日と、ゆっくりお休みください。お疲れ様でした。

楽しくとてもいい修学旅行でした。ありがとうございました。

私からは以上です。

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高等部3年生修学旅行出発にあたってのあいさつ(5月10日)

皆さんおはようございます。昨日はよく眠れましたか?

いよいよ今日から修学旅行です。神戸・大阪に行きます。

この修学旅行の目的は、次の3つです。

1 今までの経験を活かし、自ら考えて集団生活を行う。

2 その土地の歴史や文化に触れ、様々なことを経験することで興味関心を深める。

3 高等部生活最後の学年としてきずなを結び、心に残る思い出をつくる。

 この3つです。

それから、この三日間の大事なこととして、もう一つ、旅行中は、

基本的なルールを守り、先生方のおっしゃることをよく聞いて行動してください。

くれぐれも事故のないように気を付けましょう。

それから、この修学旅行が終わると、みんなは卒業後に向けて本格的な学習活動が始まります。

この三日間を思い出の残る、楽しいものにしてください。

いつかまたみんなと旅行してみたいな。とか、どこかに行ってみたいな。など、

みんなが、いつか、そう思ってくれるような修学旅行にしてくれたらと思います。

私からは以上です。

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第1回 避難訓練 校長の講評

 みなさん、こんにちは。それでは、今日の避難訓練についてお話します。よく聞いてください。今日の避難訓練の目的は、次の2つでした。

 1つめは、 災害時の対応、避難の仕方や避難場所を知ること

 2つめは、 訓練をとおして災害に対する意識を高めること  でした。

 一つ目の「災害時の対応と避難の仕方」についてはどうでしたか?  みんな、焦らず、静かに落ち着いて早く非難することができました。そして、煙を吸い込まないようにどうすればいいのか、覚えてくれました。とてもよかったです。大変よくできました。よくがんばりました。

 また、災害に遭った時、避難する場所はどこなのかについても、しっかり覚えてくれたと思います。先生方にとっても、みんなを安全に避難させるための訓練です。みんなのために頑張ってくれました。

  二つ目の「災害に対する意識を高めること」についてはどうですか? 今日の避難訓練は、大きな地震が発生し、これが原因で火災が発生したという想定でした。私たちが住むこの国は、自然が豊かな一方で、災害がとても多い国でもあります。地震や風水害など、昔からたくさんありました。津波や火山の噴火による土石流の伝説など、国内の各地に伝承されています。また、ここ30年ぐらいの間に大きな地震がやってくるかもしれないと、専門の科学者や研究機関が警鐘を鳴らしています。地震やその他の災害について、先生や友達、お家の人と話し合ってください。そして、災害に常に備えておく意識を持ちましょう。

 今日は訓練なので、実際の危険はありませんでしたが、本当の災害がおこったときは、みんな慌ててしまうかもしれません。そんなことがないように、こうして訓練をかさねておくことが重要です。

  避難訓練はまたあります。次も今日のように真剣に取り組みましょう。そして、もしもの時のために備えておきましょう。私からは以上です。

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令和5年度 全体保護者会 挨拶 (オンデマンド)

 ご多用のところ、全体保護会をご覧いただき、ありがとうございます。校長の矼でございます。本校でお世話になり、3年目を迎えました。今年度もどうぞよろしくお願いします。

 先日、4月11日火曜日に小・中学部第47回目、高等部は45回目の入学式を挙行しました。小学部に35名、中学部に28名、高等部に34名の新入生を迎えました。それから10日余りが経ちました。新入生の慣らし下校も終わり、学校は、いよいよ本格的に本年度の学校生活が始まったところでございます。お子様は、新しいクラスの仲間や先生方とはうちとけて仲良くなったでしょうか。毎朝の登校で子どもたちの元気で、明るい笑顔を拝見させていただいております。時折、校長室にあいさつに来てくれたり、遊びに来てくれる子どもたちがいたりして、とても癒されています。

 さて、ここ数年、新型コロナウイルス感染防止対策にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。お陰様で大きな混乱もなく、無事に今日に至っております。そしてやっと、3月中旬から始まった感染防止対策の緩和は、この4月1日からさらに制限の緩和が進み、基本的にマスク着用はしなくていいこととなりました。加えて、政府は5月の8日以降は、新型コロナウイルスがインフルエンザと同じように5類にする方針を示しています。これにより、音楽での歌唱指導や家庭科での調理だけでなく、夏にはプールでの授業ができるようにと、設備などの準備を着々と進めております。子どもたちも、先生方も、みんなその日を楽しみに待っていることと思います。コロナ禍前の学校生活となるよう、これからはどんどん、積極的に進めて参りたいと存じます。

 とはいいましてもここ数日、またじりじりと感染者数が増加傾向にあるようです。本校の実態に鑑みながら、社会の状況を注視しつつ、いざというときに適切な対応ができるよう注意もしておかなければならないと思っております。なにしろ、コロナウイルスが5類になったとしても、多くの人の命を奪ったコロナウイルスには変わりがない。そう考えるからです。その際は、保護者の皆様におかれては、ご理解とご協力をくださいますようよろしくお願いいたします。それでも今年度は、運動会や宿泊学習、遠足や修学旅行など、その他の学校行事をどんどん実施して、多くの皆様にご覧いただきたいと思っております。よろしくお願いします。

 むすびに、本日はこの後、各担当者から、学校概要の説明をはじめ、様々ご案内させていただきます。どうぞよろしくお願いします。以上、私からのあいさつとさせていただきます。 

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救急法講習会のお礼の言葉

 和光消防署白子分署の皆様、三日にわたり、一般救命講習会のご指導をくださり、ありがとうございました。

 毎年お世話になっておりますが、職員も毎年多く入れ替わりますし、元居る職員にとっても、一年を過ぎますと、なかなか記憶に薄くなってしまうことがあります。実際に救急時にどのような対応を具体的にとったらよいのかについて、毎年このようにアップデートしていくことは、大変重要なことと感じております。しかも、本校では、これから体育祭を控えています。昨今の異常な気温の上昇などに加え、その他の複合的な要因によって、いつ緊急事態が発生してもおかしくない。そういった危機感を常に保ち、臨んでいかなければならない。と、考えます。また、新型コロナが5類に移行するということもあって、プールでの指導などが可能となっています。この三年間、経験してこなかった指導ということもあるので、この講習会によって危機に備え、盤石にしておくことで、安心して教員側も指導もできますし、児童生徒も安全で安心な学習活動が可能となると思っております。この講習会での経験を生かす機会に恵まれないことの方が、よいことなのかもしれませんが、もし、学校内、学校外において、緊急事態に遭遇したら、しっかりと講習会の成果を発揮していきたいと思います。 

 本日に加え、三回にわたり、ご丁寧にご指導くださり、大変ありがとうございました。最後に、皆さんで拍手をして、感謝の気持ちを表したいと存じます。ありがとうございました。

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校長室から

令和4年度 校長室

令和4年度 修了式 校長先生の話 (令和4年3月23日)

令和4年度修了式校長先生の話.pdf

 皆さんおはようございます。

 今日で今年度の学校でのお勉強は終わりになります。4月からは、一つ上の学年になって、新しいことを学びます。楽しみですね

 皆さんは、この一年間、授業や学校行事に熱心に取り組んで、多くのことを学ぶことができました。

 運動会では元気にかけまわってくれました。

 たけのこ祭では素晴らしい発表を見せてくれました。 

 今年度も、音楽の時間では、大きな声で歌うことができなかったことや、その他、思いどおりにいかなかったことなど、つらいこともあったと思いますが、よく頑張って乗り越えました。

 4月から進級する新しい学年でも、みんな仲良く、楽しく、授業や学校行事をはじめ、様々な活動に取り組んでください。そうすれば、また、きっと素敵な学校生活を送ることができるにちがいない。と、私は思います。

 おわりに、お休みの間は、くれぐれも病気や事故に気をつけて過ごしてください。今度登校してくるときには新しい友達や先生が待っています。

 また元気にお会いしましょう。

                 

     令和5年4月23日 和光南特別支援学校長 矼 秀年

 

   

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令和4年度 小・中学部卒業式 校長式辞

 桜開花の知らせが届き、陽だまりに吹く風が春の訪れを感じさせるこの佳き日に、令和四年度 埼玉県立和光南特別支援学校、小学部第四十六回卒業式、中学部第四十五回卒業式を、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席のもと、挙行できますことを大変嬉しく存じます。

 さて、卒業証書を手にした小学部二十一名、中学部二十二名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には辛かったこともあったと思います。そうした記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。

 振り返れば、皆さんが本校で過ごした令和になってからのここ四年余りは、毎日が新型コロナウイルス感染症との闘いでした。普段の学習活動に様々な制限が課せられたことはもとより、学校行事の延期や内容の変更、時には中止を余儀なくされたこともありました。それでも、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、人生で欠くことのできない大切な思い出となる学校行事を、皆さんと一緒に経験できたことは、私にとって大きな喜びとなっています。

 小学部卒業生の皆さんは、天候にも恵まれた運動会で、最後まで楽しく全力で走り、仲間との絆を結びました。

 中学部卒業生の皆さんとは、一緒に行った伊豆の修学旅行が、とても楽しい思い出となっています。パノラマパークから眺めた海。シーパラダイスのたくさんの魚たち。そして、富士山の雄大な眺めが、昨日のことのように思い出されます。温泉もよかったし食事もよかった。

 たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮できただけでなく、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさ、素晴らしさを学びました。

  四月からは、小学部の皆さんは中学部へ、そして、中学部の皆さんは高等部へと進学します。

  皆さんは今、中学部や高等部での学校生活に、大きな期待で胸を膨らませているところと思います。とはいえ皆さんが、これから過ごす新しい生活には、楽しいことや嬉しいことだけでなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。何があっても、どんなことがあっても、これまで学んできたことや経験したことを活かしながら、元気よく、仲間とともに心ゆたかにたくましく育ってくれたらと願っています。 

 保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。今日までのお子様との生活には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労もあったことと存じます。夏の暑い日や梅雨の中、雪の冬の朝も、お子様を送り出してくださり、ありがとうございました。保護者の皆様のお支えによって、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。

 学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。四月からも引き続き、私たち教職員も微力ながら、精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、育んでまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 むすびに、厳しい社会状況の中、本日ご臨席を賜りましたご来賓並びに保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、式辞とさせていただきます。

      令和五年三月十七日

        埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年

 

 

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令和4年度 高等部卒業式 校長式辞

 桜開花の知らせが届き、陽だまりに吹く風が春の訪れを感じさせる佳き日に、令和四年度埼玉県立和光南特別支援学校、高等部第四十二回卒業式を、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り挙行できますことを、大変うれしく存じます。

 さて、卒業証書をたった今手にした高等部二十九名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には辛かったこともあったと思います。そうした記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。

  振り返ると、皆さんが高等部に入学してからのこの三年は、新型コロナウイルス感染症との戦いでした。日常の学習活動に様々な制限が課せられたことはもとより、学校行事が延期や内容の変更、時には中止を余儀なくされたこともありました。それでも、昨年度と今年度と、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、大切な思い出となる学校行事を、皆さんと一緒に経験できたことは、私にとって大きな喜びとなっています。

 元気な選手宣誓の声に始まった運動会では、最高の天気に恵まれ、みんな力いっぱいに青々とした芝生の上を駆け抜けました。練習を重ねたソーラン節の演技は見事で、最後まで楽しく、全力で取り組んで、仲間との絆を結びました。修学旅行で行った福島では、ハワイのムードを満喫する一方で、請戸小学校で見た震災の傷跡に衝撃を受けていた皆さんの姿が、昨日のことのように思い出されます。とても心に残る修学旅行となりました。たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮し、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさや素晴らしさを学びました。明日からは皆、長年過ごしたこの学び舎を巣立ち、それぞれの進む道に向かってはばたきます。

  皆さんは今、四月からの生活に大きな期待で胸を膨らませているところと思います。とはいえ、これから始まる新しい生活には、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。何があっても、どんなことがあっても、これまで和光南で学んできたことや経験したことを活かして乗り越えてください。どんなに辛いことがあっても、仲間や先生方と過ごした日々を思い出せば、必ず元気がでるはずです。そしていつまでも心ゆたかにたくましく生きてください。私はずっと、そう願い続けます。

  保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。

  今日までのお子様との生活の中には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労があったことと拝察いたします。夏の暑い日や雪の冬の朝も、長きにわたってお子様を送り出してくださり、本当にありがとうございました。保護者の皆様の後押しによって、今、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。

 学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。私たち教職員も微力ながら、これまで精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、支えるお手伝いができたこと、大変光栄に存じております。職員一同、この経験を糧に、今後とも本校の教育活動に邁進してまいります。

  むすびに、昨今の厳しい社会状況の中、ご臨席を賜りましたご来賓並びに保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、式辞とさせていただきます。

 

  令和五年三月十五日

    埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年

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令和4年度 第2回 学校づくり懇話会 校長あいさつ(2月13日)

 改めまして、皆様こんにちは、校長の矼でございます。

 本日はご多用のところ、令和4年度第2回学校づくり懇話会にご出席賜り、深く感謝申し上げます。

 今回の第二回学校づくり懇話会を、こうして開催できますことを嬉しく感じております。と、言いますのも、新型コロナウイルスの第8波も収まり始め、ピークの1月6日の埼玉県内の感染者数11429人から、先週2月10日(金)では1225人と減少し、ピーク時に比べるとほぼ一割程度の感染者数と抑えられました。お隣の東京都の感染者数は、昨日12日1000人を下回り、昨年6月以来、8か月振りの低い数となりました。

 また、第7波の感染者数のピークに比べ、第8波の感染者数のピークは、やや低くなっている点に着目すると、この先、第9波、第10波ときても、ピークが徐々に低くなっていって、やがては収束していってほしい。そう期待するところでございます。

 このウイルスの流行が始まって4年目に入りました、先だって、5月8日から感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同等の5類に移行することで、日常生活に浸透してきた基本的な感染対策が大幅に緩和されると報道がありました。

 2月10日の報道では、政府は、新型コロナウイルス対策のマスク着用を、個人の判断に委ねる新たな指針をまとめ、医療機関や混雑した電車での着用は推奨されるとして示された一方で、学校では着用を求めないことを基本としています。

 この対応を、4月1日からとした学校を除き、3月13日から適用されるとされていますが、本校としては、感染者数の推移はもとより、児童生徒の実態とに鑑み、今後の学校運営を検討していきたいと考えます。

 差し当たって、来月には卒業式、4月には来年度の入学式を控え、準備が進んでいるところです。さらに、5月のゴールデンウィークが過ぎれば、歌唱指導や調理、プールでの体育の授業など、コロナ前の教育活動がいよいよ展開できるのかと思う反面、不安もあります。是非、ご意見や情報提供等をいただけたらとお願い申し上げます。

 さて、本年度の本校は、児童生徒の学校行事の運動会をはじめ、修学旅行、たけのこ祭、社会体験学習、現場実習など、積極的に実施してまいりました。お陰様で大きな事故もなく、児童生徒たちにとって大切な学びの場となりました。貴重な経験ができただだけでなく、よい思い出となったことと思います。

 また、平素の教育活動に加え、本年度は、図工・美術の授業を題材とした、新しい学習指導要領に基づく授業改善の研究をはじめ、ICT化の推進、コミュニティ・スクール化への準備と、目指す学校像の刷新、空調工事の第2期工事、働き方改革の推進等々、取り組んでまいりました。

 とりわけ、働き方改革の推進では、昨年、行事部と渉外部、生徒指導部と防災部を統合したのに続き、今年度は研究部と教育課程部を統合して、重複した業務内容などの整理や精選等に着手しています。その他、今年度は、全教員の時間外在校時間の平均値が、前年同期比5時間12分減少するといった成果もありました。

 昨今、教職離れといわれる報道があり、年々採用試験の倍率も低下していますが、毎日家族と共に夕食をとれる仕事にしていきたい。そう思って取り組んでおります。

 この時期、来年度の人材確保が大きな課題となっております。ご紹介いただける方がいらっしゃいましたら幸甚に存じます。 

 本日は、来年度から新たなスタートを切る本校の将来を展望し、多くのご意見を頂戴できればと期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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ゴールデンウィーク明けからの5類への移行(学校だより2月号)

 今月号が、新型コロナウイルス関係について記載する最後の回となったらいいなぁと期待を込めて原稿に向かいたいと思っております。

 先月末、政府は新型コロナの感染症法上の位置づけについて、令和5年5月8日から、現在の2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類へ移行する方針を決定しました。いよいよ新型コロナも終焉か?と、期待する半面、本当に大丈夫なの? と、思わざるをえません。本当にマスクしなくていいの? 大勢でBBQパーティーとかやっちゃってもいいの? など、少し不安に感じます。ここ数年、学校を統べる立場として、映画館に行くことも自粛していましたし、そもそも3年余りの「3密」をはじめ「マスクの着用」「手洗いうがい」「黙食」だのと、様々な感染拡大防止対策が行動規範としてすっかり身についてしまった私には、ゴールデンウィーク明けからそう簡単にこれまでの習慣を切り替えられるものではない。そう思います。海外の報道を見ると、欧米などでは多くの人がマスクをしていないし、サッカーワールドカップカタール大会も大声援でサポーターが応援していました。お隣の中国では、そうした報道の映像がトリガーの一つとなって、中国政府が行ってきたゼロコロナ政策に人々の批判が高まって解除されたとか。解除後は、すごい数の感染者が発生しているらしいとのことです。感染者数の規模によっては、新たな変異株が発生する確率も高くなるのではないかと考えます。その一方、ここ数日の埼玉県の感染者数を見ると、1月30日は822人で、第8波のピークであろう1月6日の11429人から大幅に減少しました。このままどんどんゼロになるまで減ってくれるとありがたいのですが、以前、新型コロナのパンデミックがどのように収束するのかについて個人的で悲観的な予測をご紹介させていただきました。簡単に言うと、最初の感染者から最後の感染者までの間の感染者数は、正規分布曲線を描きながら収束していくのではないだろうかということです。下の図の一番高い波が第7波で、その右隣の波が第8波で若干低くなっています。これを見る限り、第7波がピークとなって、減少していくのではないかと期待するわけです。でも、ということは、現在地は折り返し地点を通過したにしか過ぎないわけかぁ…と、少し悲しく思うのです。いや、かなり悲しいですね。

 この先、新型コロナウイルスの感染者数の推移に大きな変化がなく、社会的な不安がなければ、予定どおりゴールデンウィーク明けから5類になるのでしょう。すると、学校では、音楽の歌唱や、家庭科の調理、グループ学習や体育のプールでの授業なども行えるようになるのかもしれません。そうしたことを踏まえて来年度の準備をしていかなきゃだと思っています。コロナ禍にあっても、これまで可能な限り学校行事を実施していく方針でやってきました。今後も、方針の変更はありませんが、感染状況を注視していきます。

JHU CSSE COVID-19 Data より

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第2回 避難訓練 校長講評 (12月2日)

 みなさん、こんにちは。それでは、今日の避難訓練についてお話します。よく聞いてください。

今日の避難訓練の目的は、前回の避難訓練と同じく次の3つでした。

 1つ目は、落ち着いて早く非難すること

 2つ目は、災害について、いつも気にしておくようにすること

 3つ目は、「おはしもち」を守ること

 でした。

 1つ目の避難についてはどうでしたか?

 みんな、前回と同様に落ち着いて早く非難することができました。とてもよかったです。

 2つ目の災害についてはどうですか?

 今回は学校で火事が発生したという想定で訓練をしました。火事は実際の炎よりも煙による窒息の方が、死に至る怖さがあります。火事の怖さについて、先生や友達、お家の人と話し合って、どう気を付ければ火事にならないか確認ください。

3つ目の「おはしもち」は守れましたか? 「おはしもち」って何ですか?

 ・さない  ・しらない  ・ゃべらない  ・どらない  ・かづかない

の5つのことです。これを皆さんはちゃんと守ることができました。花丸です花丸

 今日は訓練なので、実際の危険はありませんでしたが、本当の災害がおこったときは、みんな慌ててしまうかもしれません。 

 今月はもう少しでクリスマスです。これから本格的に寒い季節になります。寒い季節は、暖房を使うことが多くなり、空気も乾燥しています。火が燃え広がる原因となるものが多くなります。 

 くれぐれも火の元には気を付けて、生活するように心がけてください。私からは以上です。

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「たけのこ祭」の講評(11月18日)

 では私から、今日の「たけのこ祭」の講評というより、感想を述べさせていただきます。

 一所懸命に練習に取り組んだ「たけのこ祭」が終わります。本番の今日は、練習どおりにできましたか? 緊張しましたか? 昨日、かなり緊張している何人かの様子を見ました。今日のみんなのパフォーマンスを見て、私はとてもすごいなーと、感動しました。みんなが日々成長していることを実感しました。

 いつも機会あるごとに、言ってることなんですが、みんなで協力して一つのことを成し遂げることって、とても大切な勉強です。これからみんなが成長していく上で、基盤となる経験になること間違いなしです。なぜなら練習をとおして、仲間の良さや大切さを知り、必要とされている自分を感じ、仲間が自分にとってかけがえのない存在であることに気づくからです。そもそも一人じゃ「たけのこ祭」はできないしね。そして、本番が終わったときの達成感、やり切ったときの気持ちをいつまでも忘れないでいましょう。

 1年生の「エンジョイ キラキラ スクール ディズ ~心おどる 楽しい僕らの物語~」は、冒頭のボディーパーカッションが、みんなの息がぴったり合って、見事なパフォーマンスはすごい迫力がありました。びっくりした。また、どのグループも工夫を凝らしていて、お家の人に授業の様子がよくわかったと思います。フライングディスクもモルックもやってみたくなりました。色の勉強も紹介してくれて、嬉しく感じました。エンディングもすっごく良かった。1年生にとっては、高等部になって初めての「たけのこ祭」でした。中学部のときとはやはり違うかな? この経験を、次の新入生につないでいってあげてください。

 2年生の「千と千尋とわたしたち ~素敵な社会人を目指して~」は、まずは舞台の背景のセットや衣装に圧倒されました。そして、本物の湯ばーばはが出てきたのかと思った。一人一人の演技もよかったし、効果的な演出で完成度の高い一つの作品を見せていただいた気持ちになりました。本当に感動した。テーマの働くことで一貫していて、エンディングで「これからも成長していきます。」って言われたときは、ちょっと目頭が熱くなっっちゃいました。本当に感動した。2年生は、今日の発表をやってみて、昨年の「たけのこ祭」を振り返ると、この一年間で、自分がぐっと成長したなあと実感できたのではないか。そう思います。

 3年生の「Tomorrow ~時をかけて~」は、さすが三年生! やはり違うなーと思いました。全てにおいて質が高く、素晴らしい。一つの演劇作品を見せてもらった感じです。三年生とは一緒に修学旅行に行ったので、舞台を見ながら同時にあの時の記憶がよみがえってきて、なんとも言えない気持ちになりました。修学旅行、楽しかったなぁ。もっともっとみんなと未来の夢について話していきたいと思いました。エンディングの演奏も良かった。これ以上なんか言うと、泣いてしまいそうだからここまでにします。3年生は、今後、大きな学校行事は頒布会を残すところとなりました。これからは卒業後の進路に向け、残り少ない学校生活の一日一日を大事に過ごしてください。

 それから、今日の本番まで熱心にみんなにご指導くださった先生方への感謝を忘れないでくださいね。

 今年の「たけのこ祭」は、正に「仲間とともに 心豊かに たくましく」が示されたイベントだったと思います。以上です。

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たけのこ祭 あいさつ(11月18日)

                    POWER全開で「たけのこ祭」

                            

                                     校長 矼 秀年

 本日は、和光南特別支援学校にご来校いただき、ありがとうございます。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し、各学部に分散しての実施となっておりますが、本年も多くの保護者の皆様をお迎えして開催できますことを嬉しく感じますとともに、心より感謝申し上げます。

 さて、第44回のたけのこ祭が始まります。今回のたけのこ祭のスローガンは、「たけのこPOWER~! みんなが令和のホームラン王!」です。 先日、プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗孝選手が、シーズン最終戦で56号ホームランを打ちました。かつて読売ジャイアンツで活躍した王選手の記録55号を超えての快挙で、日本のプロ野球の歴史が変わりました。 児童生徒の皆さんも一人一人、村上選手のようにこれまでの学習成果を存分に発揮して、たけのこPOWER~全開で、さらにさらに楽しいたけのこ祭にしてください。みんなの力を合わせ、たけのこ祭の歴史をきっと変えてくれるものと期待しています。

 たけのこ祭の目的の重要なところは、児童生徒が主体的に活動する喜び・楽しさを味わうことですが、保護者の皆様におかれましても、児童生徒がこれまで一所懸命に練習した成果をご覧いただき、お楽しみいただけたらと存じます。

 そして、児童生徒の皆さん一人一人がたけのこPOWER~で大きなホームランを打ってください! 285本のホームランです。村上選手もびっくり!

 さあ! 令和のたけのこ祭の新しい歴史をここからスタートさせましょう!

 

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「これからの和光南を考えて」(学校だより11月号)

 学校だよりの原稿の依頼がある度に、今度こそ新型コロナウイルス関連については書かずにいられる状態であってほしいものだと思いつつも、今回もやはりこの話題には触れてしまいます。

 というのも、報道ではすでに「第8波」に対する懸念が話題に上り、さらにはインフルエンザの流行も加わったダブルパンチの襲来が予測されています。昨日(11月8日(火))の東京都では、8665人の感染確認があり、都の医師会が「第8波に入りかけている」と指摘し、早期のワクチン接種を呼びかけました。東京都に隣接する和光市に所在する本校としては、年末に向けて危機感を持って感染拡大防止対策を徹底していかなければならない。そう感じるところです。後期となって今のところ、修学旅行も宿泊研修も予定通りに実施できました。今月の目前には、「たけのこ祭」や頒布会を控えています。児童生徒は当日を楽しみに練習や製作活動に励んでいます。なんとか楽しい思い出を残してあげたいという気持ちで本校教職員も頑張っております。是非、ご家庭におかれましても、感染拡大防止へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 さて、ここからは忍耐のお話はいったんやめて、希望のある未来のことに話題を変えましょう。これからの和光南についてご案内いたします。

 本校は来年度(令和5年度)当初から、コミュニティ・スクールになって、新たなスタートをきる予定です。現在県内の公立高校・特別支援学校183校中、この制度を導入した学校はまだ15校しかありません。来年度からの導入は、学校運営のアバンギャルド*1と言え、一歩先を行った学校ということになります。このコミュニティ・スクールというのは、学校運営協議会を置く学校のことで、保護者、地域住民、校長、学識経験者、関係行政機関職員などが構成員となり、校長が作成する学校運営の基本方針を承認した上で、「学校運営に必要な支援」や「学校と保護者・地域住民等の協働による教育活動の企画・実施」が協議されます。現在本校には、学校評議員会が設置されていますが、これは主に学校運営の評価や意見など、お知恵をいただく機能の仕組みです。では、これからどう変わるのでしょうか。これからはお知恵だけではなく、人的にも物的にも応援をしていただける仕組みに変わるということです。具体的には、地域社会の様々な分野の方から、情報提供だけでなく、学校とコラボレーションした取組をとおして、お互いにウィンウィンの関係になり、相互に地域社会に貢献できる関係を築けたらと構想しております。

 とりわけ校長として、現在第一に目指している重点項目は、本校卒業後の児童生徒一人一人の生活の充実です。そのためには、授業をとおしたキャリア発達のための指導だけでなく、地域とより深く連携した進路指導を充実・展開させることで、児童生徒の将来の選択肢をさらに拡大し、ニーズに合致した進路希望を実現していく。こうした取組が必要なのです。地域社会の各分野のスペシャリストから、「就労支援」などをはじめ様々な応援や支援、お力添えやお手伝いを頂戴し、卒業生一人一人が充実した人生を歩めるように取り組んでいきたい。と考えています。

 そこで、これに合わせ、「目指す学校像」についても刷新していこうと考えております。その際は、保護者の皆様からもご意見を頂戴し、一緒にこれからの和光南の創造に参画していただきたいと存じます。これにつきましては、時期がきましたらまたご案内いたします。

 これから襲来するかもしれない「第8波」に心を暗くしてばかりいないで、こんな時だからこそ、今後の和光南のよりよい姿をかたちづくるための構想と準備をして、気持ちを上げていきたいと熱く思っています。今後ともよろしくお願いします。

 最後に蛇足ですが、最近「アバンギャルディ」*2というダンスチームにハマっています。


 *1)アバンギャルド:芸術の世界で先端的な活動をする人。前衛。

 *2)「アバンギャルディ」: akaneによる初プロデュースのダンスチーム。https://akanekikaku.com/news/96/

 

 

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福祉事業所・関係機関向け学校見学あいさつ(11月4日)

 おはようございます。本日は、ご多用のところ、本校、和光南特別支援学校お越しくださいまして、ありがとうございます。多くの福祉事業所・関係機関の皆様方にご参加いただき、感謝申し上げます。

 さて、本校は、昭和52年開校の知的な面で特別な支援を要する児童生徒が在籍する特別支援学校です。和光市、朝霞市、新座市の一部、そして戸田市が学区域となっております。現在、小・中学部、高等部あわせて285名が在籍しており、就労に直接関わる高等部は3学年合わせて81名が在籍し、来春卒業予定の3年生は29名です。ちなみに、昨年度の3年生の在籍は28名で、この内、8名が一般就労し、20名が福祉就労できました。

 現在本校では、学校あげての文化祭のたけのこ祭を目前に控え、その準備が佳境に入っているところです。また、高等部につきましては、今週がちょうど進路面談期間となっておりまして、いよいよ卒業後の進路について最終段階を迎えているところです。

 ところで、我が国の特別支援教育には大きな課題がございまして、全国的に児童生徒数は減少傾向にある一方で、特別支援学級や特別支援学校に通う障害のある児童生徒は年々増加しています。昨年度から、高等部のみ設置の戸田かけはし特別支援学校が開校となり、戸田市在住の本校の生徒がそちらに転学し、若干、高等部の生徒数は減ったところではありますが、県内のどの特別支援学校も児童生徒の過密状態が課題となっています。

 こうした状況下で、作業所や福祉事業所等も限られており、私たち教職員は、本人の障害特性に応じて一人でも多く生徒・保護者の希望に添える進路先を実現させてあげたい。と、奮闘しているところでございます。

 本日は特別支援学校で学ぶ児童生徒をご覧いただき、ご理解いただくとともに、福祉事業所様並びに各関係機関の皆様には、就労にむけて本校へのご助言を賜りたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。

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令和3年度 修了式 校長先生のはなし
小学部第45回 中学部第44回 卒業式 お祝いの言葉

 桜のつぼみが膨らみはじめ、陽だまりに吹く風が春の気配を感じさせる今日の佳き日に、令和三年度埼玉県立和光南特別支援学校、小学部第四十五回卒業式、中学部第四十四回卒業式を、保護者の皆様のご臨席を賜り挙行できますこと、大変うれしく存じます。

 さて、卒業証書を手にした 小学部十七名、中学部三十名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には苦しかったことがあったと思います。そうしたかけがえのない記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。

 振り返りますと、皆さんが本校で過ごした令和になってからのここ二年余りにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な学校行事が延期や中止を余儀なくされてしまいました。

 それでも、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、学校生活のみならず、人生で欠くことのできない大切な思い出となる学校行事を、昨年は皆さんと一緒に経験できたことが、私にとっては大きな喜びとなっています。

 小学部卒業生の皆さんは、運動会で元気よく駆け抜け、音楽に合わせて六十の星がきらきらと輝き、仲間と団結して全力で燃え上りました。

 中学部卒業生の皆さんとは、修学旅行で行った鴨川が、とても楽しい思い出となりました。大きなシャチのジャンプが、昨日のことのように思い出されます。(本当に楽しかった。)

 たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮できただけでなく、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさ、素晴らしさを学びました。

  四月からは、小学部の皆さんは中学部へ、そして、中学部の皆さんは高等部へと進学します。

 皆さんは今、中学部や高等部での学校生活に、大きな期待で胸を膨らませているところと思います。とはいえ皆さんが、これから過ごす新しい生活には、楽しいことや嬉しいことだけでなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。

 何があっても、どんなことがあっても、これまで学んできたことや経験したことを活かしながら、元気よく、仲間とともに心ゆたかにたくましく育ってくれたらと願っています。

  保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。

 今日までのお子様との生活には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労もあったことと存じます。 

 夏の暑い日や梅雨の中、雪の冬の朝も、お子様を送り出してくださり、ありがとうございました。

 保護者の皆様のお支えによって、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。

 学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。

 四月からも引き続き、私たち教職員も微力ながら、精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、育んでまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

  終わりに、厳しい社会状況の中、ご臨席を賜りました保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます。

      令和四年三月十八日

        埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年

高等部 第41回 卒業式 式辞

 桜のつぼみが膨らみはじめ、陽だまりに吹く風が春の気配を感じさせる今日の佳き日に、令和三年度埼玉県立和光南特別支援学校、高等部第四十一回卒業式を、保護者の皆様のご臨席を賜り挙行できますこと、大変うれしく存じます。

  さて、卒業証書を手にした高等部二十八名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 今日までの学校生活の中には、楽しかったことや嬉しかったこと、時には苦しかったことがあったと思います。そうしたかけがえのない記憶の一つ一つが、皆さん一人一人の胸の中で、今、思い出されているところと思います。

  振り返りますと、皆さんが本校で過ごした令和になってからのここ二年余りにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な学校行事が延期や中止を余儀なくされてしまいました。

  それでも、運動会や修学旅行、たけのこ祭など、学校生活のみならず、人生で欠くことのできない大切な思い出となる学校行事を、昨年は皆さんと一緒に経験できたことが、私にとっては大きな喜びとなっています。

  元気な選手宣誓の声に始まった運動会では、最高の天候にまぐまれ、みんな力いっぱいに青々とした芝生の上を駆け抜けました。

 練習に練習を重ねてきたエイサーの演技は見事で、仲間と団結して全力で燃え上りました。

 修学旅行で行った草津は、とても楽しい思い出となりました。夜の湯畑のイルミネーションの美しさや、サファリパークの猛獣たちの姿が昨日のことのように思い出されます。

 たけのこ祭では、日々の練習の成果を、本番のステージで存分に発揮できただけでなく、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる楽しさ、素晴らしさを学びました。

  明日からは皆、長年過ごしたこの学び舎を巣立ち、それぞれの進む道に向かってはばたきます。 

 皆さんは今、四月からの生活に大きな期待で胸を膨らませているところと思います。

 とはいえ、これから始まる新しい生活には、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、悩む日も少なからずあろうかと思います。

 何があっても、どんなことがあっても、これまで和光南で学んできたことや経験したことを活かして乗り越えてください。

 どんなに辛いことがあっても、仲間や先生方と過ごした日々を思い出せば、必ず元気がでるはずです。そしていつまでも心ゆたかにたくましくいてください。私はそう願ってやみません。

 保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。

 今日までのお子様との生活の中には、私どもには到底計り知ることのできないご苦労があったことと拝察いたします。 

 夏の暑い日や雪の冬の朝も、長きにわたってお子様を送り出してくださり、本当にありがとうございました。

 保護者の皆様の後押しによって、今、お子様は心も体もこんなに大きく立派に成長しました。 

 学校として至らない点も多々あったことと存じますが、今日まで本校教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。

 私たち教職員も微力ながら、これまで精一杯、お子様の成長を見つめ、寄り添い、支えるお手伝いができたこと、大変光栄に存じております。

 職員一同、この経験を糧に、今後とも本校の教育活動に邁進してまいります。

 むすびに、昨今の厳しい社会状況の中、ご臨席を賜りました保護者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、卒業生全員の限りない成長と健康をお祈りし、式辞とさせていただきます。

     令和四年三月十六日

        埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年

たけのこ祭の「あいさつ」と「講評(高等部)」

                  待ちわびた「たけのこ祭」                          

                                              校長 矼 秀年

 本日は、和光南特別支援学校にご来校いただき、ありがとうございます。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し、分散しての実施とはいえ、保護者の皆様をお迎えして開催できますこと、大変嬉しく思いますとともに、心より感謝申し上げます。

 さて、たけのこ祭の目的は、児童生徒の実態、発達の段階に合わせて、行事への見通しを持って主体的に取り組み、日頃の学習の文化的な活動の成果を発表し、児童生徒が主体的に活動する喜び・楽しさを味わうこと、とあります。

 今回のスローガンは、「みんなでわっしょい 育てたけのこ天高く」です。 児童生徒の皆さんには、昨年、開催できなくて残念だった思いのたけを、今回のたけのこ祭に力いっぱい注いでもらって、思いっきり弾けてくれるものと期待しています。そして、みんなが高く高く、すくすくと竹のように強くしなやかに育ってくれたらと希望しています。

 本日は、まだまだ感染防止対策に手を抜くことができないことから、保護者の皆様におかれましては、一家庭1名でのご参加と制限させていただいており、甚だ恐縮ではございますが、児童生徒がこれまで一所懸命に練習した成果をご覧いただき、お楽しみいただけたらと存じます。

 また、今日は皆さんの発表の映像を各教室にライブ配信します。他の学部の発表を大いに楽しんでください。

 それでは、皆さん、長い間待ちに待ったたけのこ祭です。みんなで声を合わせて「わっしょい! わっしょい!」、お祭を始めましょう。

 

 

                 たけのこ祭の講評(高等部)

 

 今日は、待ちに待ったたけのこ祭を体験できました。みなさん、今日は楽しかったですか? 緊張しましたか? 練習通りにできましたか?

 今日のこの日のために、みんなで力を合わせて、一所懸命に練習してきたことと思います。そして本番で最高のパフォーマンスを見せてくれました。その成果を、おうちの人に見ていただくことができて、本当に良かったと思います。

 今日のこの経験を胸に、これからもみんなで協力して一つのことを成し遂げる取組にどんどん挑戦していってください。

 それから、今日の本番まで熱心にみんなにご指導くださった先生方に感謝しましょう。たけのこ祭のおかげで、みんなはまたひとつ高く、高く伸びたことと思います。

 3年生は、これを節目に、今後大きなイベントは修学旅行のみとなりました。進路に向けて、残り少ない学校生活を大切にしてください。

 1、2年生は、初めてのたけのこ祭でした。来年、再来年と、後輩たちに引き継いでいってください。私からは以上です。

 

校長より(令和3年度)
校長掲示板(令和3年度)

始業式・終業式のお話

令和3年度後期始業式(10月4日)

改めまして、皆さんおはようございます。

 短い秋休みが終わって、また皆さんの元気な笑顔に会えました。今日から後期が始まります。

 皆さんは、この秋休みをどんなふうに過ごしましたか。

 楽しくすごせましたか? 

10月1日から全国的に緊急事態宣言が解除されて、お出かけされた人もいると思いますが、まだまだ新型コロナウイルスに気を緩めてはいけません。

 手洗いうがいと、マスクをしっかりつけることを忘れずにしてくださいね。

 さて、今学期を通して、皆さんに二つお願いがあります。

 一つ目は、後期はこれができるように頑張るなど、何か目標を持って過ごしてください。そして、自分でできることをもっともっと増やしていきましょう。 

 二つ目は、いつも優しい気持ちを忘れずに、友達に接してあげましょう。優しい気持ちでいることは、人が分かり合うためには大切なことです。それは、「仲間とともに心ゆたかにたくましく」生きるために必要なことと思います。

 この二つのことを心掛けて、今学期を過ごしてください。

 それから高等部の3年生に言っておきます。今学期は皆さんの学校生活最後の学期となります。一日一日を大切にして、進路実現に向かって頑張ってください。和光南で学んできて良かった。と、思える最後の年にしてください。以上です。

令和3年度前期終業式(9月28日)

改めまして、皆さんおはようございます。

 今日で皆さんの前期の学習が終わります。この半年間の学校生活はどうでしたか。あっという間でしたか。

 今年度も新型コロナウイルスのせいで、運動会などの様々な行事を、小さく開催したり、あるいは中止にしたりしなければなりませんでした。それでも皆さんは、元気に一所懸命な姿を見せてくれました。

 マスクをしたり、大声で歌えなかったりなど、やりたいことを我慢しなければならないことが、たくさんありました。それでも皆さんは、元気よく学び、がんばりました。

 新入生の皆さんは、たくさんお友達はできましたか。

 仲間と仲良く学びながら、この半年で、いろんなことが、たくさんできるようになったことと思います。

 明日から秋休みで短いお休みとなります。このお休みの間に、これまで学んだことを振り返って、新学期には何をしようか考えてください。特に高等部の3年生は、後期に自分なりの課題を持って取り組めるよう、卒業後に向けて考えましょう。

 新学期は、10月4日から始まります。健康には十分に気を付けて、元気に新学期を迎えてください。

 後期の始業式で、また皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。以上です。

令和3年度前期始業式(4月8日)

皆さんおはようございます。

 この4月から上條校長先生の次の校長として、和光南特別支援学校にきました矼秀年と申します。よろしくお願いします。

 皆さん進級おめでとうございます。私は、皆さんと会えるのをずっと楽しみしていました。けれど、今、皆さんのお顔が見えないのがとても残念です。春休みは楽しく過ごせましたか。どんな楽しいことがありましたか。後で教えてくださいね。

 今朝は新しい先生やお友達に会えましたか。そして、明日には入学式があります。もう少しで新入生にも会えるので、そのときは、みんなで温かく迎えてあげましょう。

 さて、今年度最初の始業式ということで皆さんにお願いがあります。

 小学部の皆さんは、楽しく遊びながら学校のルールやマナーをきちんと覚えて、いろいろな経験をしてください。

 中学部の皆さんは、基本的な生活習慣を身につけて、勉強にしっかりと取り組みましょう。

 高等部の皆さんは、日頃の学びを大切にして、卒業後の生活についても考えていきましょう。

 毎日の学校生活でわからないことや助けてほしいことがあったら、遠慮なく先生に相談してください。そして、みんなで目標に向かってがんばっていきましょう。

 「仲間とともに 心豊かに たくましく」 

 この一年が、皆さんにとって良い年になることを願ってお話を終わります。

校長ブログ

運動会のあいさつ

小・中学部運動会のあいさつ(6月5日)

 皆さんおはようございます。元気ですか。

 いよいよ待ちに待った、待望の運動会当日を迎えました。去年は実施できなかったので、丸二年待ちましたね。

 天気は最高のコンディション、運動会日よりとなりました。

 

 さて、和光南のみなさん。これまで運動会の準備を一生懸命してきました。

 今回の運動会のスローガンは、なんでしたっけ?

 

 「燃え上れ!」「全力で!」「仲間と一致団結!」です。

 

 是非、みんなの力を十分に見せてください。

 そして最後まで、一生懸命に、のびのびと運動会に取り組んでください。

 運動会は、一人ですることはできません。

 みんなの力を合わせ、みんなで応援して、創り上げるものです。

 お友達一人一人の頑張りをしっかり見て、最後までみんなで協力して、いい運動会にしてください。

 

 それからもうひとつ大事なこと、

 去年は運動会ができなかったこと、皆さんはなぜだかは知っていますよね。

 今年もまだコロナウイルスが猛威を振るっています。

 基本的な手洗い・うがい、マスクの着用を忘れずにしてください。

 

  それでは皆さん、くれぐれも怪我のないように注意して、運動会を楽しんでください。

 仲間と一致団結して、全力で燃え上がってください。元気よく行きましょう。

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高等部運動会のあいさつ(6月2日)

 皆さんおはようございます。元気ですか。

 いよいよ待ちに待った、待望の運動会当日を迎えました。去年は実施できなかったので、丸二年待ちましたね。

 天気は最高のコンディション、運動会日よりとなりました。

 

 また、本日ご来校くださいましたお高等部3年生の保護者の皆様、ご多用のところようこそおいでくださいました。ありがとうございます。

 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえまして、高等部3年生にとっては最後の運動会ということで、今日は3年生の保護者様に限り、お越しいただきました。是非、お子様の今日までの練習の成果をご覧いただき、お楽しんでいってください。

 ただしお願いがあります。大声でのご声援はご遠慮くださいますようお願いします。

 

 さて、和光南の生徒のみなさん。これまで運動会の準備を一生懸命してきました。

 今回の運動会のスローガンは、なんでしたっけ?

 

 「燃え上れ!」「全力で!」「仲間と一致団結!」です。

 

 是非、みんなの力を十分に見せてください。

 そして最後まで、一生懸命に、のびのびと運動会に取り組んでください。

 運動会は、一人ですることはできません。

 みんなの力を合わせ、みんなで応援して、創り上げるものです。

 最後までみんなで協力して、いい運動会を創ってください。

 

 それからもうひとつ大事なこと、

 去年は運動会ができなかったこと、皆さんはなぜだかは知っていますよね。

 今年もまだコロナウイルスが猛威を振るっています。

 基本的な手洗い・うがい、マスクの着用を忘れずにしてください。

 

 保護者の皆様におかれましても、よろしくお願いします。

 

 それでは皆さん、くれぐれも怪我のないように注意して、運動会を楽しんでください。

 仲間と一致団結して、全力で燃え上がってください。元気よく行きましょう。

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着任あいさつ

 今年度4月、新たに着任しました校長の矼でございます。名字の矼は、石偏に工業の工の字が旁となって一文字で「いしばし」と読みます。よろしくお願いします。

 さて、本校は、昭和52年4月開校の主に知的障害のある児童生徒を対象とした特別支援学校です。所在地である和光市の他、新座市、朝霞市、戸田市(高等部を除く)を学区域とし、小学部、中学部、高等部の3学部があります。「仲間とともに 心ゆたかに たくましく」の学校教育目標の下、「児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を推進し、『生きる力』を育成する」学校を目指しています。

 本校の特色には、主に次の4つがあります。

1 一人一人の教育的ニーズに応じた教育課程

 小中高の段階を踏まえた系統的な指導が行えるだけでなく、独自に策定した「和光南スタンダード」を基にして、全教職員が専門性の向上に取り組んでいます。

2 児童生徒の成長が見える学校行事

 運動会や文化祭(たけのこ祭)の他、宿泊学習(遠足・修学旅行含む)や社会体験学習で経験領域を拡大しています。また、高等部には自主通学生徒対象にした部活動(球技部)を設け、朝や放課後、土曜日に活動しています。令和元年度には、男子が県特体連サッカー大会で優勝しました。令和3年度は、男子フライングディスクで2位となりました。

3 家庭・地域との連携

 近隣小中高校との交流会や支援籍学習を実施して、地域の児童生徒と交流及び共同学習を行っています。また、よりよい指導を推進するために、様々な障害や問題行動の事例を専門家・福祉・医療等の外部機関と共有し、連携しています。加えて、地域のセンター的機能として巡回相談や情報提供などを積極的に行い、本校の特別支援教育等に関する知見を発揮して地域社会に貢献しています。

4 充実した進路指導

 高等部では、企業や事業所・施設にご協力いただき、職場見学や産業現場等における実習を実施して、望ましい就労観や勤労観を育てています。企業就労では、清掃業、小売業、印刷業、農園芸業、製造業、リネン業、運送業、飲食業、倉庫業等、様々な業種に就労しています。福祉的就労では、戸田市、朝霞市、新座市、和光市、川口市、さいたま市、志木市、所沢市等の福祉施設や東京都内の福祉施設に就労しています。小学部・中学部の児童生徒は、本校の中学部・高等部へ進学します。

 教職員一同、一つのチームとなって、全力で子どもたち一人一人の成長を見つめ、支え、育みます。本校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。

                                                                                                             

 

 

 

                                

                                                                                                                                      埼玉県立和光南特別支援学校長 矼 秀年

ご挨拶

『新年度を迎えて』

                                    埼玉県立和光南特別支援学校長 上條 岳 

 和光南特別支援学校での3年目のスタートを迎えました。引き続き、本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度は元号が「令和」に改まり、新たな時代に向けて大きな期待を感じながらスタートが切られました。しかし、年度も押し迫った時期に、世界各地で新型コロナウイルス感染症が蔓延し、多くの尊い命が失われ、今なお、終息の見通しは立っておりません。スポーツの祭典である「オリンピック」でさえ、史上初めて延期という事態となり、著名人の多くも罹患し、残念ながら亡くなられる事態でもあります。今まさに、全人類が英知を結集して、一日も早くこの難局を乗り越えねばなりません。私たちも、決して他人ごとではなく、一人ひとりができる感染症拡大防止に取り組む必要があると考えます。

 現状では、本校においても、予定している全ての教育活動が通常通り実施することは現実的に厳しい状況にあり、年度をまたいで、各行事実施の可否や延期の検討、授業内容の見直しに取り組んでいます。

 今後、国や県、関係各位の指導を受けながら、社会状況を注視し、児童生徒の「健康被害防止」と「安心・安全」を念頭に置きながら適切な教育活動が行えるよう検討してまいります。

 保護者の皆様をはじめ、関係機関並びに地域住民の皆様におかれましては今年度も本校の教育活動に対するご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

                                          令和2年4月1日

 

 

学校経営方針

◇学校教育目標 

 「仲間とともに 心豊かに たくましく」

◇目指す学校像 

 「児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を推進し「生きる力」を育成する学校」

平成30年度 学校経営方針.pdf

平成31年度 学校経営方針.pdf

令和2年度 学校経営方針.pdf